わんこは言葉を喋ることはできませんが、さまざまな仕草や行動からその気持ちを推測することができます。今回は特に『しっぽ』の動きに注目し、わんこの気持ちを理解するためのポイントを考えます。
️注目!しっぽでわかるわんこの気持ち
1.嬉しい!楽しい!
わんこのしっぽの動きでわかる心理といえば、やっぱり「嬉しい!楽しい!」といったポジティブな気持ちを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
お出迎えをしてくれたときや一緒に遊んでいるとき、愛犬が満面の笑顔でブンブンとしっぽを振っている姿を見ると、喜んでいる気持ちが真っ直ぐに伝わってきてこちらまで嬉しくなってしまいますよね。
しっぽを高い位置に上げてブンブンと速いスピードで振っているときは、それだけ嬉しさが爆発しているということです。
2.服従・信頼の意味
高い位置でしっぽを振るのは単に喜びを表現するだけではなく、「あなたが大好きなので従いますよ」という服従の意味も込められています。
「しっぽを振る」という慣用句もありますが、これはまさに相手に気に入られようとこびへつらったり、服従するように振る舞うことを表現したものです。
とはいえ、わんこの気持ちはそんなに裏のあるものではなく、もっと純粋なものに違いありません。近年ではわんこが人間と主従関係を築くという説も否定されてきていますから、「服従」というよりは「信頼」の表現といった方が適切かもしれませんね。
3.こっちに来るな!
わんこがしっぽを振っていると「嬉しいのかな?」と単純に考えてしまいがちですが、実はポジティブな感情の表現ではないこともあるため注意が必要です。
中間くらいの位置や低めの位置でユラユラとしっぽを振っている場合、「お前は何者だ!」と相手を警戒して威嚇している態度である可能性が高くなります。
ウーッと唸り声を上げて歯を剥いていたり、飛びかかる準備のような低い姿勢をとっている場合には、「それ以上近づいたら攻撃するぞ!」という最終通告に近いものです。
「しっぽを振って歓迎してくれている」と勘違いしてむやみに近づくと、咬傷事故などの思わぬ事態に発展しかねません。
4.怖いよ…
しっぽでわかるネガティブな感情のもう1つが、恐怖や不安です。いつもしっぽが上がっている子のしっぽが低い位置に下がっていたり、しっぽを後ろ足の間に巻き込むようにしているときには、何らかの恐怖や不安を感じて怯えていると考えられます。
ぶるぶると体を震わせたり、耳を下げて低い姿勢をとるなどの仕草を伴うこともしばしばあります。
️わんこの気持ちを理解するために
愛犬の気持ちを理解するためには、愛犬の仕草や行動を普段から注意深く観察している必要があります。
愛犬の普段の仕草や行動をよく見ていると、「楽しいときにはいつもこうするな」「この行動をするのはこういうときが多いから、こんな気持ちなのかな」ということが自然とわかるようになりますよ。
️まとめ
いかがでしたでしょうか?しっぽはわんこの感情が最もよく表れる部位の1つです。どんなに感情を隠そうとしていてもしっぽは素直に動いてしまうところを見ると、とても健気でかわいらしく、愛おしい気持ちが湧いてきますよね。
しっぽの動きを詳しく観察してみることで愛犬の気持ちをより深く理解することができ、愛犬との心の距離をまた一歩近づけることができるかもしれません。
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