【立石俊樹】『黒執事』再演で初演を回顧「今の自分が演じるなら足りないところが沢山あった」先代キャストとの交流も明かす

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2024-07-08 12:00
【立石俊樹】『黒執事』再演で初演を回顧「今の自分が演じるなら足りないところが沢山あった」先代キャストとの交流も明かす

7日、「ミュージカル『黒執事』~寄宿学校のヒミツ 2024~」の合同取材会が行われ、セバスチャン・ミカエリス役の立石俊樹さん、葬儀屋(アンダーテイカー)役の上田堪大さんが登場しました。

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本作は、枢やなさん原作の大人気漫画『黒執事』のミュージカル作品。2009年に、ミュージカル『黒執事』シリーズが始まり、2021年には、今作の初演となるミュージカル『黒執事』~寄宿学校の秘密~が上演されました。

先日、アニメ放送を終えたばかりの「寄宿学校編」を、立石さん、上田さん、そして、小西詠斗さん(シエル・ファントムハイヴ役)の3名が前作から続投し、新しいキャストを迎え入れて3年ぶりに再演します。

コロナ禍だった初演を振り返り、立石さんは、”一番はフェイスシールドという障害があって、新しく挑む作品でも配慮しながら表現をしていかないといけなかったので、2重の壁がありました”と回顧。上田さんは初演について、”冒頭に過去の公演のダイジェストをやって、裏導線で僕が待機している時に俊樹が急いで来て、集中して大変なタイミングだけど「今日やべぇ~」みたいな感じでニコニコしたテンションを見て「今日の俊 大丈夫だ」「今日、集中モードなんだろうな」って見ながら楽しんでいました”と、振り返りました。

演じる役の魅力について、立石さんは、”「悪魔で執事」という二つの役柄が同居している役で、ずっと完璧でないといけない役。姿勢も振りも1つミスするのも怖くて、緊張感があってやっていたけど、いつもシエルと対話する普段の朗らかな瞬間から葬儀屋と対峙して張り詰めた緊張感のある状態になる切り替わりや、淡々としているセバスチャンが汗をかいて一生懸命になったり、凄く人間味のある泥臭さに自分はやりがいがあるし、『黒執事』が好きな人は胸を打たれると思います”と、笑顔を見せました。

立石さんは先日、過去公演を見返していたと語り、”今の自分が演じるとしたら、ここが足りないなっていうのがいっぱいあった”と分析。”スマートさが大事になっているけど、それと同時に迫力や荒々しいところを出していきたい。執事ムーブは継承しつつ、黒執事ならではの黒い部分を突き詰めて今回は表現したい”と、意気込みました。

立石さんが演じるセバスチャンは、過去シリーズで、松下優也さん、古川雄大さんが演じてきました。再演までの3年間で2人と共演した立石さんは、”松下さんとは取材で『黒執事』についてお話したことがあって、古川さんは去年「LUPIN」で共演した時に、場当たりの休憩時間とかに話しました。共通点があるので、それを切り口にコミュニケーションを取ったことはあります”と、先代キャストとの交流を口にしました。

3代目について立石さんは、”正直に暴露させていただくと、初演の時に「嬉しさと同時に期待と不安もありますけど、嬉しい方が大きいです」と話したんですけど、正直不安の方が大きかった。お客さんに心配させたくないという気持ちもあって、「それでも、でもやるぞ」と思っていたけど今回は、前よりも嬉しいのパーセンテージが強いので、(この3年で)レベルアップしたところを活かして、新たな気持ちで臨みたい”と、にっこり。

上田さんも初代・葬儀屋を演じた和泉宗兵さんと「葬儀屋あるある」で盛り上がったと明かし、”衣装もデスサイズも和泉さんのを着ているんですよ。デスサイズがめちゃくちゃ重くて、弱音吐いた時に「デスサイズ、軽くしますか?」って聞かれて「いや、ちゃんと先代を受け継ぎます」って、その重さのまま使っていて、お互いが通ずることを話せて、今も仲良くさせていただいています”と、笑顔を見せました。

最後に立石さんは、”3年ぶりの再演で、新キャストを迎えて、続投3名がいい化学反応でより『黒執事』の世界の魅力を伝えられたらと思います。ワクワクが凄くて今鳥肌が立っています。期待を胸にワクワクさせてご来場ください”と、呼びかけました。©2024 枢やな/ミュージカル黒執事プロジェクト

【担当:芸能情報ステーション】

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