林官房長官は、2023年度の予算に計上した防衛費のうち、およそ1300億円が使いきれず、余る見込みだと述べました。
【動画】2023年度予算の防衛費約1300億円使い残し 林官房長官が明らかに 予算査定の甘さ指摘も
林芳正 官房長官
「防衛予算について、1300億円程度の不用が発生する見込みであるということは承知をしております」
林官房長官は午前の会見で、2023年度の防衛費のうち、およそ1300億円が使いきれず、余る見込みだと述べました。
防衛省が発足した2007年度以降の使い残しとしては、1800億円を計上した2011年度に次ぐ規模となっています。
林官房長官は、契約額や人件費が想定より下回ったことなどを理由に挙げたうえで、予算額からみた使い残しの割合は「例年に比べ高いものではない」としていますが、予算査定の甘さなどが指摘されそうです。