![理想の「枕の高さ」はどうやって調べる?正しい枕の選び方【ひるおび】](/assets/out/images/jnn/1290866.jpg)
朝起きた時に「よく眠れなかった…」「首も肩もこってるし、枕が合わないのかな」なんてお悩みありませんか?
安眠のために欠かせない、正しい枕の選び方をご紹介します。
【写真を見る】理想の「枕の高さ」はどうやって調べる?正しい枕の選び方【ひるおび】
「枕に不満」約6割
「まくら白書2024(男女13万7042人調査)」によると
『お使いの“まくら”に満足していますか?』という問いに対し
不満・・・27.7%
やや不満・・・31.6%
普通・・・25.8%
やや満足・・・10.2%
満足・・・4.7%
不満があるという人が、合わせて59.3%に上りました。
不満の理由は
1位:首がこる
2位:肩がこる
3位:疲れがとれない
となっています。
枕の高さが合わないと・・・
これまで1万人以上の眠りの悩みを解決してきた快眠セラピスト・睡眠環境プランナーの三橋美穂さんに聞きました。
▼首や肩に負担がかかり首・肩こりの原因に
▼気道が狭くなりいびきをかきやすくなる
【枕が低すぎると】
▼首を十分に支えきれず首・肩こりの原因に
▼頭に血が上った状態になり眠りが浅くなる
睡眠環境プランナー 三橋美穂さん:
首の支えがないために、頭が前に倒れて首・肩が突っ張って「こり」に繋がると考えられます。
【枕を使わないと】
▼顔がむくむ
▼首を十分に支えきれず首・肩こりの原因に
睡眠環境プランナー 三橋美穂さん:
枕を使わないと、頭が心臓より下がってしまいますので、顔がむくみやすくなったり、首のアーチを支えるものがないので首や肩の「こり」につながっていきます。
枕の選び方 重要なのは高さ
理想の寝姿は「まっすぐ立った姿勢」のまま横になってもキープできる状態です。
そのためには、頭だけでなく、首のあたりもしっかり支えることが重要です。
睡眠環境プランナー 三橋美穂さん:
首から後頭部にかけての隙間を埋められるものが理想的な枕です。
理想の枕の高さを調べるには・・・
〔1〕壁に沿って立つ(頭は壁につけない)
〔2〕首の後ろと壁の間の長さを測る
長さは体格によってそれぞれ違い、番組スタッフなど何人か計測すると、6cm、5.5cm、4.5cmなど差が出ました。
睡眠環境プランナー 三橋美穂さん:
一般的にスリムな方は隙間が少なくなるので低めの枕になりますし、がっちりして背中の肉付きがいい方はちょっと高めの枕になります。
ここで注意点が。
計測した長さが例えば4.5cmだった人は、4.5cmの高さの枕を選んでしまうと沈んだときにさらに低くなってしまいます。
沈んだときの枕の高さと合わせるようにするといいそうです。
睡眠環境プランナー 三橋美穂さん:
枕の首のあたりを軽くおさえて、高さをチェックしてみてください。
コメンテーター 友利新:
一回私も枕を作ってもらったんですけど、やっぱり時間が経つと素材がだんだん劣化して合わなくなっていきますね。
江藤愛アナウンサー:
私も最近枕を買ったんですよ、それこそ首の部分にすっと合ってくれるようななだらかな高さになっているので今はいいかなと思うんです。
やっぱり一度買ってからずっと使い続けるので、定期的にメンテナンスをしていかないといけないですね。
コメンテーター 関根麻里:
10年以上ぐらいずっと同じ枕を使ってます。でも使ってるような使ってないような状態で気絶したように寝ているので、ちゃんと測り直したいなと思いますね。
(ひるおび 2024年7月9日放送より)
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<プロフィール>
三橋美穂さん
快眠セラピスト・睡眠環境プランナー
これまで1万人以上の眠りの悩みを解決
頭を触っただけでどんな枕が合うかわかるなど精通