共和党大会の会場にいるワシントン支局の樫元支局長と結びます。会場はどんな雰囲気でしょうか?
【動画】ヘイリー元国連大使も急きょ参加…距離を置いていた人もトランプ氏と“連帯”表明 共和党内の一体感高まる
党大会が行われるこちらの会場には、緊張感の中、続々と党の関係者が到着しています。後ろには「TRUMP2024」の文字があります。
今回の党大会は、トランプ氏のもとで共和党が一枚岩になれるかが元々の焦点でしたが、今回の事件を受けて、党内の一体感は、一気に高まっています。
共和党の政治家たちは、あの印象的な写真を使ってSNSで次々とトランプ氏への連帯を表明しています。中には、これまでトランプ氏と少し距離を置いていた人もトランプ氏に言及をしている状況です。
共和党の予備選挙を戦ったライバルで党大会には招待されていなかったヘイリー元国連大使も、急きょ予定を変更して参加し、演説を行うことも明らかになりました。
緊張感の中でも大きな高揚感も感じられる、そんな党大会の会場となっています。
Q.事件を受けてトランプ氏は、党大会にどのように臨むのでしょうか？
トランプ前大統領はこちらに移動する際、一部メディアの取材に応じました。その中で大統領候補者の指名受諾演説の内容を大幅に書き換えると明らかにしました。当初はバイデン政権を痛烈に批判する内容でしたが、国民の団結を呼びかける内容になるということです。
党大会は党のイベントですが、今回の事件を受けて共和党関係者以外も大きく注目する党大会になっていて、中でも演説は最も注目されます。この演説で、これまでとは違うメッセージを訴えれば、無党派層の取り込みにも成功する可能性があります。
11月の大統領選向けて大きな勢いをつかむ党大会となりそうです。
