違法なエアガンを所持していたなどとして、警視庁はオークションサイトでエアガンを売買していた岩手県の会社員の男性ら9人を書類送検しました。
銃刀法違反などの疑いで書類送検されたのは、岩手県の56歳の会社員の男性で、去年12月、自宅で違法なエアガン27丁を所持した疑いが持たれています。
警視庁によりますと、岩手県の男性は複数のオークションサイトで国が定めた威力を上回るエアガンを出品していて、警視庁は岩手県の男性からエアガンを購入していた客の男性8人も違法エアガンを所持した疑いで書類送検しています。
岩手県の男性は、2018年からのおよそ5年間で96丁を販売し、およそ300万円を売り上げていたということです。
サイト運営者に削除されることを免れるため、違法なエアガンであることを伏せて出品をしていましたが、警視庁の捜査員が販売サイトを見て不審に思い、捜査を開始し、男性を特定したということです。
任意の調べに対し、男性は「5年前から物価も高くなり、威力の高いエアガンを売れば金になると思いついた」と話しているということです。