アメリカ民主党はバイデン大統領にかわる大統領候補選びを、早ければ8月1日からオンラインで行うことを決定しました。ハリス副大統領が候補者に選ばれる見通しです。
アメリカ民主党は24日、バイデン大統領が選挙戦から撤退したことを受けて、8月1日から全米の代議員によるオンライン投票を行い、新たな大統領候補を選ぶことを決めました。
ハリス副大統領以外に立候補する人がいれば、代議員へアピールする時間を設けるために投票開始を遅らせるとしています。
ただ、ハリス副大統領はすでに候補指名獲得に必要な代議員の過半数を確保していて、オンライン投票によりハリス氏が大統領候補に選ばれる見通しです。
民主党は8月19日から開く党の全国大会で候補者の指名手続きを行う予定でしたが、中西部オハイオ州で共和党主導の議会が大統領選の立候補の締め切りを8月7日に設定したため、党大会を前に候補者選びを行う必要性が出てきていました。