成功率90%の「猫探し探偵」が教える、迷子の愛猫を探すための知恵 韓国

2024-08-02 06:00

韓国で猫探し探偵業を営む男性は、発見率90%の名人。彼によると、猫の立場になって考え、自宅近くをくまなく体系的に捜索することで、きっと迷子の猫が見つかるといいます。あなたも、参考にしてみては?

開いた窓やドアから脱走する猫

窓辺でジャンプする猫

画像はイメージです

韓国ソウル市在住のCho Sung-minさん(50歳)は、「猫探し」専門の探偵です。行方不明になった猫を見つけて飼い主の元へ戻すのが、彼の仕事なのです。

依頼を受けると、高性能の懐中電灯や自撮り棒、内視鏡カメラ、すくい網、猫捕獲器、おまけにマンホールを開ける場合に備えてバールまで携えて、現場にかけつけます。しかし、彼が優秀なのは、道具を使う技量ではなく、どこを探すべきかちゃんと心得ていることなのです。

「猫は好奇心がいっぱい。そのために外に出てしまうのです。毎日飼い主と散歩に出かける犬と違い、外の世界は猫にとって謎に満ちているからです」

猫が脱走するのは、窓やドアが開いたままになっている低層または戸建て住宅の場合が多いそうです。ほかにも、飼い主が猫を外に散歩に連れ出したときに逃げてしまうこともあります。いずれにしても、飼い猫が行方不明になったときは、まず家の内外を徹底的に調べることから始めるそうです。

彼はまず室内外の備品を隅々までひとつずつ調べ、猫の痕跡がないかどうかを確認します。

「猫はとても臆病なので、外に出た瞬間に強いストレスを感じます。だから遠くに行くことはできません。たいていは家から半径 30 メートル以内にいますよ」

迷子になった猫は、おびえている

物陰にかくれ、おびえた様子の子猫

画像はイメージです

さらに広範囲の捜索が必要になると、彼は猫が最後に目撃された場所に行き、そこから移動した可能性のある経路を絞り込みます。

こうした経路は、ふつうは塀に沿ったルートです。猫は自分の体を壁などに押し付けるのが大好きなので、塀に沿って移動する傾向があるからです。考えられる経路上にある塀の割れ目や排水溝、路上にある車や品物などを、彼は注意深く調べていきます。

ときには、駐車車両のエンジンルームに隠れていることもあるそうです。

「ストレスを感じた猫の毛は、よく抜け落ちます。だから車の下に落ちた毛が見えるのです。それに、怖がっているときは、猫の尿や糞の臭いも強くなります」と彼は説明してくれました。

これまで彼は100匹以上の迷子猫を発見し、成功率はなんと90%だといいます。残りの10%のケースはかなり冒険好きな猫たちで、彼の通常の手法が功を奏しなかったのだそうです。とくにオスの場合は、まるで犬のように家から遠く離れてしまう大胆な猫もいるといいます。

彼によると、愛猫が行方不明になったときに「好きなおやつで家に誘いこむ」のは大きな間違いだそうです。

「怖がっている猫は、見た目や匂いがどんなにおいしそうでも、ほとんど食べ物には興味を示さないですからね。むしろ野良などほかの猫を惹きつけることになってしまい、迷子の猫を見つけるのが難しくなってしまいます」と彼。

彼が勧めるのは「猫の糞や尿で汚れたマットを家中に置き、窓を開け放しにしておくこと」。猫の嗅覚はすぐれているので、なじみのある匂いをたどることで家に帰る道を見つけられるからです。

窓には脱走防止の工夫を

網戸をひっかく猫

画像はイメージです

Choさんは大の猫好きで、探偵になる前は長年野良猫の世話をしていたそうです。10年ほど前、かなり寒い冬の日に自宅近くで捨て猫に出会ったとき、凍死するのではないかと心配した彼は、その猫を家に連れ帰り世話を始めました。それ以来、彼は野良猫たちに思いを寄せるようになったのです。

彼は地域の野良猫たちに餌と水を与えて、世話を始めるように。やがて「猫のお父さん」と呼ばれるようになり、近所の人たちから捨て猫の救助を頼まれることもありました。そして5年前から、自分の猫への思いを仕事にしようと「猫探し探偵業」を始めたのでした。

最後に、猫の飼い主に向けたChoさんからのメッセージです。

「猫を散歩させるのはやめてください。網戸を閉めた窓でも、猫はひっかいて外に出ることができます。ぜひ猫よけの設備がついた窓やドアを設置してください。そしてもし迷子になったら、猫の立場になって考えてみてください。自分が猫だったらどこに隠れるか?…と。落ち着いて探せば、きっと見つかります。あなたがパニックになってしまったら、目の前に猫がいても気づかないでしょうから」

出典:How this 'cat detective' finds missing felines in Seoul

関連記事

猫が人間に『好影響』を与えること5つ
嫌いな人に見せる猫の10の態度
子猫が全く寝ないので『子猫巻き』してみた結果…『天使すぎる反応』が844万再生「胸がきゅぅぅと締まる感覚に」「耐えられなかった」
猫が幸せを感じた時にみせる10の仕草
『16年間ケージから出してもらえなかった猫…』保護後の光景が感動的すぎると36万再生の大反響「幸せになって」「本当にがんばったね」

  1. 【独自】2年ぶりの円安水準に 片山財務大臣と米ベッセント財務長官が緊急でオンライン会談 為替介入の可能性含めて対応を協議か
  2. トランプ大統領肝いりの計画で大誤算!?「藻」が大量発生し塗装も剥がれる…リンカーン記念堂の「反射池」の改修工事でトラブル相次ぐ
  3. 日本で逮捕…アジア最大級の国際犯罪組織「プリンス・グループ」最高幹部か フー・シー容疑者(44)ら3人 特殊詐欺・人身売買など関与疑いの組織
  4. 40代で年収8600万!社内通貨制度、上司からの指示禁止…半導体企業「ディスコ」の高利益率の秘密とは?
  5. イギリス・スターマー首相が辞意表明 与党労働党が“大敗”した先月の地方選挙以降求心力失う 後任候補の国政復帰で辞任圧力高まったか
  6. 愛子さま「父からフルートの独奏を聞き逃さないように…」“日本フィル創立70周年記念演奏会”鑑賞
  7. 39年半ぶりの円安水準で輸入牛が高騰!“もう打つ手がない…”ステーキ店が「国産牛」に商機か
  8. 戦後81年 沖縄「慰霊の日」 沖縄全戦没者追悼式「沖縄戦終焉の地」摩文仁の平和祈念公園で6月23日に開催
  9. バンス副大統領“イランはIAEAの査察受け入れに同意”スイスで記者会見
  10. 北海道・旭川女子高校生転落死 内田梨瑚被告に「懲役27年」判決 法廷内に男が侵入し暴れ「報われねえぞ」「死刑だろ」一時休廷も
  11. サッカーW杯の「3分間の給水タイム」、なぜ今大会から始まった? サッカーが「お金」に変わる仕組み
  12. イギリス・スターマー首相が辞意表明 与党・労働党の統一地方選での大敗、“エプスタイン氏と交友”前駐米大使の任命責任など問われる