障害者らに不妊手術を強いた旧優生保護法は「憲法違反」とした最高裁判決を受けて、小泉法務大臣が一連の訴訟の原告らと面会し、謝罪しました。
【動画】「筆舌に尽くしがたい経験に痛切な思い」小泉法務大臣が旧優生保護法訴訟の原告団に謝罪 最高裁判決受け
小泉龍司 法務大臣
「皆様方、お一人お一人の苦難と苦痛に対し、深く心から謝罪を申し上げます」
小泉法務大臣がきょう面会したのは、旧優生保護法で不妊手術を強制されたとして国に賠償を求めた訴訟の原告らあわせて90人です。
旧優生保護法は「憲法違反」とする最高裁判決を受け、小泉法務大臣は冒頭、「皆様の筆舌に尽くしがたい経験に痛切な思いを抱いた」と話し、原告一人ひとりに謝罪しました。
旧優生保護法をめぐる訴訟は全国で起こされていて、原告側は小泉法務大臣にすべての訴訟で早期解決を求める要望書を手渡しました。