ビール大手4社の先月の「ビール類」の販売実績は、「第3のビール」が大幅に落ち込んだことで、去年から1%減少しました。
ビール大手4社が発表した発泡酒や第3のビールを含む7月の「ビール類」の企業別の販売数量は、去年の同じ月と比べて、▼キリンは4%のプラスとなった一方で、▼サントリーは5%、▼サッポロは2%、▼アサヒも金額ベースで2%のマイナスでした。
市場全体でも7月は去年に比べ1%減っていて、去年10月の酒税改正以降、増税となり値上げした「第3のビール」が大幅に落ち込んだことが主な要因としています。
一方、▼「ビール」に限った販売では市場全体で去年から6%のプラスとなりました。記録的な猛暑や野外フェスなど夏のイベントが消費を押し上げたことに加え、インバウンド効果もあり、業務用が好調だったということです。