きょうは79回目の「終戦の日」です。東京の日本武道館ではまもなく、天皇・皇后両陛下も参列されて、「全国戦没者追悼式」が行われます。
【動画】終戦から79年「全国戦没者追悼式」5年ぶりの通常開催で遺族約3200人参列へ 参列する遺族のうち戦後生まれは過去最高の5割に迫る
「全国戦没者追悼式」はこのあと午前11時50分過ぎに始まり、正午に黙祷が行われたあと、天皇陛下がおことばを述べられ、戦争の犠牲になったおよそ310万人を追悼します。参列する遺族は…
最年長遺族 長屋昭次さん(97)
「生き残った私たちが、慰霊のこういう行事に出るのが精いっぱいのことかなというふうに思っています」
曽祖父が戦病死 堤帆南さん(12)
「戦争はやりたくないなと思っている人がいるけど、1人が思っていてもみんなが思わないと意味がないから、みんなの気持ちが大事だなと思います」
新型コロナの感染対策のため、去年までは参列の規模を縮小していましたが、今年は5年ぶりに通常の開催となり、およそ3200人の遺族が参列する予定です。
厚生労働省によりますと、終戦から79年が経ち、参列する遺族のうち戦後生まれの人は過去最高の5割に迫っています。