有名店の味をお得に買うことができる工場直売所。全国に200か所以上あるなかで、“直売所グルメの聖地”とも言われるエリアが神奈川県横浜市に!
月に1度のアウトレットセール日には3000人が殺到するほどの人気ですが、平日ならはしごもできちゃいます。
【写真を見る】激安で有名店の味を…「工場直売グルメの聖地」横浜で見つけたお得&工場限定のレア商品【THE TIME,】
工場直売所限定の「釜出しカステラ」
横浜市郊外にある工場地帯の福浦・幸浦エリア。
有名観光スポット「八景島シーパラダイス」の北に位置するこのエリアでは、およそ1km圏内で約15軒の工場が直売を実施しています。
自称“工場直売グルメハンター”の篠原梨菜アナが向かったのは、シーサイドラインの「産業振興センター駅」から徒歩1分のところにある『文明堂』。
工場に併設された直売所で、まず目についたのがカステラの切り落とし。
フードロス対策として販売している切り落としは、長さ20cm、厚さ2~3cmほどのものが3枚入って約600円と、3割ほどお得な値段で販売されています。
そして1番人気なのが、ここでしか買えない限定商品、「釜出しカステラ」(648円※消費期限3日)。
毎週火曜・金曜だけ販売される“焼き立て”のカステラで、販売日には朝から行列ができ、10時の販売開始からわずか2時間で100個以上が売り切れになるというレア商品です。
通常のカステラと何が違うのかー。
見た目は通常のカステラよりも厚みがあり、ふっくら。
手に取った篠原アナも「すごい!なんかプルプルしている。フルフルですね」
実は、通常のカステラは、焼き立てが一番おいしいわけではなく、一晩寝かせてしっとりさせることでコク深い甘みを引き出しています。
しかし、「焼き立てを食べたい」との声が多く、出来立てが一番おいしくなる配合と焼き方を研究し釜出しカステラを開発。
ホカホカのフワフワ、味も通常のものと比べ「さっぱりとした優しい甘さ」が特徴です。切れ目が入っていないので、丸かじりもOK!
電子レンジで20秒ほど温めれば焼き立てと変わらない味が家で楽しめちゃいます。
激安点心の宝庫…有名店の小籠包が1個50円
続いて向かったのは、「産業振興センター駅」から徒歩3分の『梅蘭点心直売所』。
横浜中華街に本店を構える『梅蘭』は、焼きそばが名物ですが、点心も本格的。
工場では本場中国の点心師が手作りしているんです。
ということで併設する直売所には超リーズナブルな点心がズラリ。
冷凍ケースに並んでいるのは、焼き餃子10個で380円、水餃子10個で380円、春巻き10本で600円、シュウマイ10個で600円などなど、どれもお店の半額程度。
なかでも篠原アナの目に留まったのが小籠包。
店舗では4個800円ほどで提供されているものが、10個で500円!
4分の1の値段で買えちゃうんです。
特別に小籠包を試食させてもらった篠原アナは、ジュワ~っとあふれる肉汁を飲み干し「この世で一番おいしい液体」と恍惚の表情。「中の具がプルンプルンで皮もしっかり小麦の香りがあっておいしい」。
激安のワケは、直売所だから運搬費や人件費がかからないことが1つ。
さらには、近隣住民への貢献や、直売所で味を知ってもらい来店につなげたい、そんな思いがあるといいます。
さらに、ここにもありました、直売所限定のレア商品!
肉まん、大3個入り710円。
「うお!大きい!漫画みたいな大きさ」とかぶりついた限定の肉まん。その味は…
篠原アナ:
「美味しい!皮はけっこう分厚いんですけど、ふわっふわ。肉汁がこの皮の中に溢れ出している感じですごくジューシーです」
横浜土産の定番が切り落とし250円!
つづいては、お菓子『ウイッシュボン』の工場直売所へ。
こちらも「産業振興センター駅」から徒歩3分のところにあります。
横浜土産の定番ともいわれる「横濱レンガ通り」は、ローストアーモンドと自家製生キャラメルをクッキー生地でサンドした焼き菓子。
定価は12個入りで1296円ですが、直売所では1040円と、直売所だけのお得価格で
販売しています。
さらに驚きの値段なのが、「横濱レンガ通り」の切り落とし。
お値段なんと250円!
プレーン、ショコラ、トロピカルパインなどのフレーバーが揃い、それぞれ270~300g入って、1袋250~350円ほど。
篠原アナも思わず「これ桁間違ってないですよね?結構な量入っていますよ」とビックリ。
切り落としなのでカットの仕方はバラバラですが、中にはキャラメルが多い部分が入っていたりと切り落としならではのお楽しみも!
すべて機械製造ではなく、味を高める作業はパティシエが行うという逸品が、超お得な価格で買えちゃうんです。
篠原アナ:
「サクサク感とキャラメルの絶妙な食感の違いが美味しい」
お店スタッフも250円はちょっと安いかな…と思っているとのことですが、「色んな方に食べてもらいたい」という気持ちが強いと話します。
直売所では、パティシエが作ったケーキも販売しています。
宇賀神アナの“ソウルフード”も直売!
スタジオでは全国にある有名企業の工場直売所を紹介。
▼静岡県:長崎ちゃんぽん専門店『リンガーハット』富士小山工場直売所
⇒冷凍麺(5玉で150円)やフライ麺を販売
⇒毎週日曜のみ開催
▼東京都北区:『トキハソース』本社工場直売所
⇒自動販売機で出来立てのソースを24時間購入できる
▼埼玉県:『山田うどん』入間セントラルキッチン
⇒月1回直売会を開催
⇒茹でたてのうどん1玉60円
「山田うどんは埼玉のソウルフード」と言う埼玉県出身の宇賀神メグアナ。
直売所の存在は知らなかったとのことで「行ってみたい」と驚いた様子で話した。
また安住紳一郎アナも直売所について「値段もそうだけど、出来立てのものとか、
そこでしか買えないプレミア感がすごくワクワクするよね」とその魅力を口にした。
(THE TIME, 2024年8月14日放送より)