南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」による警戒度の高い防災対応の呼びかけが終了してから1週間が経過しました。
気象庁は先ほど、原因となった日向灘の地震について情報を更新し、「プレートの状態の変化を示すような通常とは異なる地殻変動は観測されていない」としました。
南海トラフ地震の想定震源域などでは8日の震度6弱が発生した後、およそ4日間で震度1から3の地震をあわせて23回観測したということですが、12日朝を最後に10日間以上発生しておらず、地震活動は低下してきているということです。
気象庁は「異常な現象が観測されなくても突発的に巨大地震が発生することもある」として、日頃からの地震への備えを引き続き行うよう呼びかけています。