犬が不快に思う『ベッド』とは?主な特徴や睡眠環境を整えるべき理由まで

2024-08-29 12:00

皆さんの愛犬はベッドを使って眠っていますか。犬のベッド環境が悪いと睡眠の質が落ちてしまい、体調不良につながることもあります。今回は犬が不快に思う『ベッド』の特徴や睡眠環境を整えるべき理由などを確認しましょう。

犬にとっても睡眠は重要!睡眠環境を整えて

ベッドで眠る子犬

人間にとっても睡眠が体に大きな影響をもたらすように、犬にとっても重要です。浅い睡眠と深い睡眠を繰り返す犬にとって、深い睡眠時にしっかりと良質な睡眠をとることで、疲労やストレスを解消し、健康的な生活を送ることができます。

愛犬に良質な睡眠をとってもらうためには、眠る環境を快適な状態に整えてあげることが大事です。安心して快適に眠れる環境が用意されていなければ、寝心地が悪く、ストレスや警戒心から睡眠の質が著しく低下してしまいます。

犬が不快に思う『ベッド』の特徴とは

犬用ベッド

犬の睡眠環境に『犬用ベッド』を準備してあげるご家庭が多いですよね。しかし、ベッドも愛犬に合っていないと寝心地が悪いと感じていることも…。ここでは犬が不快に思うベッドの特徴を紹介します。

1.体格に適していない大きさのベッド

愛犬の体格に適していない大きさのベッドは、警戒心が高まったり寝心地が悪く睡眠の質が下がったりと良質な睡眠をとりにくくなってしまいます。

大きすぎると落ち着かなくなってしまいますし、小さすぎると窮屈に感じてストレスになってしまいます。眠る時に寝返りを打てる余裕があるくらいの大きさのベッドを用意してあげましょう。

2.洗濯されていないために不衛生

犬用ベッドを選ぶときは、手軽に洗濯できるかどうかチェックしてください。水洗い不可のものやベッドカバーが取り外せないものはお手入れがしにくいため、どうしても不衛生になりがちです。

洗濯されていない不衛生なベッドは、皮膚の痒みや器官系の症状につながりやすい傾向にあります。不快感から眠りにくくなってしまうため、1〜2週間に1回を目安に洗濯しましょう。

3.季節に適していない素材や仕様のベッド

ドーム型ベッドで眠る犬

日本は季節によって気候や気温が大きく変動します。季節に適していない素材や仕様のベッドを使い続けていると、暑すぎたり寒すぎたりと体温調節しにくく、寝苦しくなってしまうのです。

例えば、夏場にもこもこの厚手のベッドは熱を持ってしまうため不適切です。クール素材のベッドやマットを用意してあげると快適に眠れるでしょう。

4.自分や飼い主以外の匂いが染み付いている

犬にとって、自分の匂いや飼い主の匂いは安心できる香りです。対して、知らない匂いや人工的な匂いは居心地が悪く、警戒心を高めてしまうので睡眠環境には不適切です。

例えば、ベッドの洗濯に香り付きの柔軟剤を使ってしまうと、柔軟剤の匂いが強く染み付いてしまい、犬にとって居心地の悪い場所になってしまいます。

犬用ベッドには無香料の洗剤・柔軟剤を使用し、洗濯後は愛犬のお気に入りのものを置いたり、思う存分、匂い付け(体をベッドに擦り付ける行動)をさせてあげましょう。

良質な睡眠のために押さえるべき睡眠環境のポイント

犬用ベッドに沈み込んで眠る犬

愛犬に良質な睡眠をとってもらうためには、以下のポイントを押さえて睡眠環境を整えてあげましょう。

  • 寝床環境を20〜25℃、湿度60%以下を目安に調整する
  • 体温調節しやすいようにエアコンの風や直射日光が当たる場所は避ける
  • 静かで薄暗い場所にベッドや寝床を設置する
  • 家の外の音や気配を感じにくい場所にベッドを設置する
  • ベッドの四方を柵で、あるいは部屋の隅に設置して周りを囲ってあげる
  • なるべく家族の様子が見える位置を選ぶ
  • ベッドは1〜2週間に1回を目安に洗濯する

これらのポイントをなるべく多く叶えてあげられる場所にベッドを設置してあげると、犬は良質な睡眠を安心してとることができます。

まとめ

ベッドに座る犬

いかがでしたか。睡眠は犬にとっても大切な時間です。今回紹介したベッド環境の知識を参考に、愛犬にとって良質な睡眠が取れる睡眠環境を用意してあげましょう。

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