気象庁は、線状降水帯が発生する可能性をおよそ半日前から知らせる予測情報を更新し、四国から東海にかけての広い範囲に厳重な警戒を呼びかけました。
線状降水帯が発生する可能性のある地域と期間は、▼四国地方の徳島県、香川県、愛媛県、高知県ではあす(31日)午前中にかけて、▼近畿地方の滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県と、東海地方の岐阜県、静岡県、愛知県、三重県では今夜からあす午前中にかけてだということです。
この地域では線状降水帯が発生し、大雨災害の発生する危険度が急激に高まる可能性があるということです。
24時間雨量は、▼あす正午までに東海、近畿、四国地方で300ミリ、▼あさって正午までに東海地方で400ミリの大雨が予想されていて、線状降水帯が発生した場合には、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあるということです。
気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水河川の増水・氾濫などに厳重に警戒するよう呼びかけています。