【ニャンちゅう】声優・津久井教生さん ALS闘病「罹患すると 手や足が動かなくなるだけでなく 飲み込む機能もダメにします」 症状を説明

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-09-01 17:35
【ニャンちゅう】声優・津久井教生さん ALS闘病「罹患すると 手や足が動かなくなるだけでなく 飲み込む機能もダメにします」 症状を説明

NHKの「ニャンちゅうワールド放送局」の「ニャンちゅう」役などをつとめた、声優の津久井教生さんがSNSを更新。
闘病中のALS(筋萎縮性側索硬化症)について、自身の状況・心境を綴りました。

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津久井さんは「少しだけ質問に答えてみます」と題したブログで「こんなことを聞かれました『呼吸が苦しくなると食事がしにくくなるのですか?』」という、ファンから届いた質問にこたえる形で記事をアップ。

津久井さんは「はい、呼吸が苦しくなると 食事をするのは大変になります」と、回答。

続けて「でもそれだけでは無いのです 食事をする機能は『嚥下機能』と言います ALSはこの嚥下機能も低下させるのです」「ALSに罹患すると 手や足が動かなくなるだけでなく 飲み込む機能もダメにします」と、説明しました。

そして「ですから私は 呼吸機能の低下で食事がしにくくなった たしかにそれも一因ですが ALSの進行で 嚥下機能が低下して来たのが一番の原因です」「どうなっていくのかというと 単純に『ごっくん』って 出来なくなるのです ごっくんとやる筋肉が落ちていくのです」と、明かしました。

津久井さんは「今の私は スプーンの先に乗せた少量の食べ物が なんとか飲み込めるという 嚥下機能の状態です」と、説明。

続けて「結構、嚥下機能は進行が遅かったので Wチーズバーガーを細かく刻んでもらって 食べたりしていました♡」「妻が作ってくれた食事も 細かく刻んでもらえば味わうことが出来ました それが低下してくるという事です」と、投稿。

そして「ですから 呼吸機能が低下したから 食事がしにくくなったのですが 嚥下機能の低下もあいまって 食事がしにくくなったって感じです」「ALS(筋委縮性側索硬化症)って そう言う難病なのです」と、綴りました。

津久井さんは「妻の料理がなんとか飲み込めるように 工夫を続けていきます♡ 味も香りも しっかりと分かるんですよ〜」と、その思いを明かしています。

津久井さんは、人気アニメ作品【ご近所物語】の「西野ジロー」役や、【アリスSOS】の「トシオ」役などをつとめていました。

【担当:芸能情報ステーション】

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