『愛猫への虐待』につながる4つのNG行為 傷つける意図がなくても、猫には苦痛なこと

2024-09-01 20:20

猫への虐待は犯罪であり、懲役や罰金の刑を受けることになります。しかし中には、その自覚がないままに動物を傷つけているケースも。そこで今回は、「愛猫への虐待」につながるNG行為について解説します。

1.体に傷を負わせる

猫を叩こうとする女性

猫を含む『動物虐待』には、「積極的(意図的)虐待」と「消極的虐待」があります。「積極的(意図的)虐待」とは猫に対して暴力をはたらきケガを負わせることです。

法律でも、「猫をみだりに殺し、又は傷つけた者は、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金が科せられます」とあります。

理不尽な暴力はもちろん、しつけと称して猫を傷つけることも虐待です。昨今では、動画撮影やSNS投稿のために猫に身体的負荷をかけるケースも増加しています。

中でも猫特有なものとして理解しておきたいのが、ヒゲを切ったり抜いたりする行為です。猫にとってヒゲは体のバランスを保つための大切な器官であり、わざと損傷を与える行為が虐待と判断される場合もあります。

現在は獣医師による通報が義務化されているため、動物病院を経由して虐待が発覚することも多いようです。

2.心に傷を負わせる

怖がる猫

「積極的(意図的)虐待」には、心に傷を負わせることも含まれています。意図的に強いトラウマを植え付けたり、ストレスを感じさせたりする行為は虐待です。これらは目に見えないため、傷つける意図なく行われている可能性もあります。

例えば、猫が粗相をしたときやイタズラをしたときに大声で叱るなどの行為は要注意。注意する程度であれば問題ありませんが、猫が恐怖を感じるほど叱ることはよくありません。

そもそも、一般的に『猫は訓練できない動物』とされており、恐怖を与えて問題行為を解決することは難しいといえます。

ちなみに、同居している猫嫌いな家族が、こっそり暴言を吐いて苦痛を与えているケースもあるようです。

心理的暴力は、身体的暴力に付随するものでもあります。殴ったり蹴ったりして猫の体を傷つけると、体と同時に心も傷つくということです。

3.必要な世話をしない

ご飯を待つ猫

「積極的(意図的)虐待」に対して、必要なことをせずに猫に苦痛を与える行為を「消極的虐待」と呼びます。一般的に「ネグレクト」と呼ばれるもので、「積極的(意図的)虐待」以上に無自覚で行われている可能性が高いものになります。

猫を飼養するにあたり、「飲食」「排泄」「健康管理」は必ず必要になるお世話です。お世話を怠ったことで猫が健康状態を損なうとき、これは虐待となります。

例えば、エサが足りないために骨が浮き出るほど痩せている、ブラッシングをしないために毛玉だらけになっている、怪我しているのに病院に連れて行かず放置されているなどの行為です。

動物愛護の概念は数十年前とは様変わりしており、行為が意図的かどうかは重視されなくなってきています。人間の知識不足や怠慢による虐待行為であっても、動物の心身の状態や置かれている環境の状態によって、虐待かどうかが判断されるのです。

4.適切な環境を確保しない

オス猫の渋い顔

適切な環境を確保できない飼養状態も、「消極的虐待」のひとつです。身体的・心理的に安全を保てない場所で猫を飼養することは虐待とされています。

例えば、狭いサークルの中に入れっぱなしにすることは心身ともに猫の苦痛となるため、虐待と判断される場合があります。

また、トイレ環境が著しく汚れていたり、家そのものが不衛生であることも、猫にとっては虐待です。過去には、多頭飼いの猫の遺体を放置したまま飼養を続けていて問題になったケースもありました。

環境の確保は、ともすると飼い主自身がその異常性にまったく気が付いていない場合もあります。同情心から野良猫を次々に招き入れ、管理が行き届かなくなり飼育崩壊してしまうパターンもあるでしょう。綺麗でのびのびと暮らせる環境を確保することは、猫を飼う上でとても大切なことです。

まとめ

フェンス越しの子猫の顔

令和2年6月1日に『動物の愛護及び管理に関する法律』が施行され、動物虐待に対する対応が大きく変わりました。

例えば、今までは「多数頭の不適切飼養」に対して勧告や立ち入り検査を行っていましたが、現在ではわずか1頭でもその可能性があれば検査を行えます。

また、動物殺傷罪等の厳罰も強化されているそうです。

動物虐待には無自覚なものもありますので、今一度猫の飼養状態を振り返ってみてはいかがですか。

関連記事

突然現れた『人間不信のラグドール』を保護した結果…1ヶ月間の変化に涙がでると87万再生「本来のキモチ」「涙が止まらなかった」の声
子猫の姉妹を飼うことになった日の夜…まさかの『驚愕の出来事』が21万9000再生「驚きながらも笑った」「学習能力凄すぎ」の声
猫が一生懸命『毛づくろい』していたら…ワケがわからなくなってしまった様子に爆笑「何度も見たw」「ニャンちゅうw」と47万再生
『たった4ヶ月で…?』子猫の成長を比較してみたら…衝撃的すぎる『巨大化』が22万再生の大反響「思わず声でた」「可愛さは同じだね」
猫が『触って欲しい』ときに送るサイン4つ!触ると喜ぶ身体の部位と触り方のコツとは?

  1. イタリアが中国に勝ち3位、完全アウェーの中でアントロポーバが26得点の大暴れ【ネーションズリーグ】
  2. 性的少数者のパレードに車突っ込み1人死亡16人負傷 刃物によるけが人の情報も ドイツ・ベルリン 容疑者は逃走中 イスラム主義コミュニティと関わりか
  3. 「紛争を凍結すべき」 カザフスタン大統領が同盟国ロシアに提言 ウクライナ侵攻めぐり プーチン大統領との会談で
  4. 「盆ジョヴィ」に鬼滅や「Get Wild」も…アニソンやロックで踊る!全国に広がる“都市型盆踊り”【Nスタ】
  5. カピバラの「スイカの早食い競争」 全国5つの動物園が共同で 伊豆シャボテン動物公園からは1歳オス「ブドウ」が参加 結果は…
  6. 恒例の「ウリ封じ」「土用の丑の日」福岡・筑紫野市の武蔵寺で1350年続く伝統行事 300個のウリ用意 願いが込められたウリは1年間境内に埋められる
  7. 家電のプロ100人がオススメする夏の最新“涼やか家電”!「VIVANT」ドラムが体当たり調査
  8. 「爆発がバンバンって」店舗兼住宅で火事 住人とみられる60代の女性が心肺停止で搬送され死亡 30代~80代男女3人がけが 東京・大田区
  9. タイミングと距離を見計らって・・イヌがプールフロートに飛び移った!!【アメリカ・動画】
  10. フランス・スペインので大規模山火事の延焼続く フランス25万人超が避難 スペイン約10万人が避難または自宅待機の対象に
  1. 【 役満ボディ・岡田紗佳 】〝国士無双よりも嬉しい〟CDデビュー 歌の自信は「跳満」級 〝麻雀を知らない人に口ずさんでほしい〟
  2. 回転寿司3番勝負・第2弾!人気のネタ対決マグロVSサーモン 軍艦やサイドメニューの甘い派しょっぱい派など かっぱ寿司で調査【それスタ】
  3. もはや店レベル!令和の絶品レトルトカレー7品を一般家庭が忖度なしで食べ比べ!1位に輝いたのは意外な商品!【それスタ】
  4. 外国人が絶賛する「日本のカップ麺」。日本独自の味わいと世界初の製造技術に驚きの連続!あばれる君とドイツ人も大興奮!【それスタ】
  5. 横浜が県史上初4季連続甲子園出場!エース織田翔希が1失点完投 9回衝撃の自己最速タイ157km 打線は二桁得点で桐光学園下す
  6. 【 影山優佳 】弾ける表情連発「みんないま何してるのー?」 フォロワーから返信続々 日常の一コマ集まる
  7. 「3人が流されている」海岸で親子含む3人の水難事故 父親(56)死亡 小6息子(11)と義兄(55)は軽傷 「離岸流」が発生しやすい状況 茨城・鹿嶋市 武井釜海岸
  8. 【 広末涼子 】 バースデーライブ終えファンへ深い感謝「大切なみんなに支えられている、と改めて実感させていただいた3日間でした」
  9. 「こんなに感動するとは」地元・奈良は祝賀ムード 「飛鳥・藤原の宮都」世界文化遺産に登録決定に… 百貨店では「鏡開き」で祝杯
  10. 猫好きにはたまらない『猫にまつわる聖地』8選 猫島や神社など魅力あふれる名所をご紹介
  11. 犬が『急に甘えてくる』3つの理由 愛犬が飼い主から離れたがらない心理や注意点まで
  12. カピバラの「スイカの早食い競争」 全国5つの動物園が共同で 伊豆シャボテン動物公園からは1歳オス「ブドウ」が参加 結果は…