猫が『たぬきしっぽ』になっているときのキモチ5選 そもそもどうやってふくらむの?

2024-09-03 06:00

猫のしっぽや全身の毛が逆立ち大きくふくらんだ様子を初めて見た方は、あまりの変わりように驚かれたことでしょう。猫は濡れるとみすぼらしいくらいにやせ細りますが、ふくらむときには驚くほど大きくなります。このふくらんだしっぽは「たぬきしっぽ」と呼ばれることもあります。たぬきしっぽのときの猫の気持ちや、しっぽがふくらむしくみをご紹介します。

猫が「たぬきしっぽ」になっているときのキモチ

毛を逆立てる子猫

猫のしっぽが「たぬきしっぽ」と呼ばれる状態になることがあります。なぜそのような呼び方をされることがあるのでしょうか。

それは、猫が毛を逆立ててふくらませたときのしっぽが、太くてふさふさしているたぬきのしっぽを連想させるからです。

そこで今回は、猫が「たぬきしっぽ」になっているときのキモチについて解説します。

1.警戒警報発令中!

初めて猫をお家に迎え入れたとき、すぐにしっぽや全身の毛を逆立てて体をふくらませた猫もいるかもしれません。

初めての場所に連れて来られ、初めて会う人たちに囲まれた猫は、自分の中で警戒警報を発令し、とてつもない緊張状態になっていたはずです。

このように、周囲の状況に対して強い警戒心を抱いているときに、猫はしっぽや全身の毛を逆立てます。

2.怖い、助けて!

静かな夜中に突然鳴り響く雷鳴、穏やかだった昼下がりに突然やってきた配達員など、急な物音や見知らぬ来訪者を見て怖くなったときにも、毛を逆立てて「たぬきしっぽ」になることがあります。

前述の「警戒」とかなり心情的には重なる部分が多いのですが、「恐怖心」が勝っていて弱腰になっているため、ふくらんだしっぽが後ろ足の股の下に隠れるように下がっていることが多いです。

3.いい加減にしてくれ!

これまで気持ちよさそうに抱かれたり撫でられたりしていた猫が、急にしっぽをふくらませて、唸ったり猫パンチを出してくることがあります。これは、気持ちよさや甘えた気持ちから「いい加減に解放してくれ!」という気持ちに切り替わってしまったサインです。

楽しく遊んでいた子どもたちが、突然怒って喧嘩をし始めるのと似た感情の変化かもしれません。

4.びっくりしたなぁ、もう!

予想もしていなかったことが起きると、警戒心や恐怖心が湧く前に、ただびっくりするのは猫も同じです。この驚いた瞬間にも、毛を逆立ててたぬきしっぽになることがあります。

瞬間的にしっぽをふくらませた後、状況を見極めてから改めて「警戒」や「恐怖」の感情でたぬきしっぽを継続させることもあるでしょう。

5.楽しすぎてたまんないなぁ!

ここまでご紹介してきたのは、ネガティブな感情ばかりでした。

しかし実は、遊びに夢中になっていても「たぬきしっぽ」になることがあります。これは、「楽しい!」「嬉しい♪」というようなポジティブな感情が高ぶっていることが原因です。

ポジティブな感情とはいえ、この状態のときの猫はかなりの興奮状態にあり、血圧が上がるなど身体への負荷が高まっています。そのため、持病のある猫が楽しいあまりにたぬきしっぽをしている場合は、興奮を煽らずに落ち着かせた方が良いでしょう。

猫のしっぽが「たぬきしっぽ」になる仕組み

威嚇してしっぽを膨らませる猫

猫のしっぽが「たぬきしっぽ」になるしくみと、人が寒くて鳥肌になるしくみは、とてもよく似ています。ただし、体の表面を覆っている毛の長さや密度が異なるため、見た目が異なるのです。

毛は、皮膚に対して真っ直ぐに生えているのではなく、斜めに生えています。そして、皮膚表面と毛の根元に近い部分を立毛筋という筋肉がつないでいます。この立毛筋は、「不随意筋」と呼ばれる自分の意思ではコントロールできない筋肉です。

立毛筋は、脳から分泌されるアドレナリンによって収縮します。立毛筋が収縮すると、毛の根元近くが皮膚の表面の方へ引っ張られるため、斜めに生えていた毛が真っ直ぐに立つのです。

脳からアドレナリンが分泌されるのは、強く緊張した時です。そのため、警戒、恐怖、怒り、驚愕、興奮といった感情が強く湧いた時に、猫は無意識にしっぽをふくらませて「たぬきしっぽ」になってしまうというわけなのです。

まとめ

威嚇する猫

今回は、猫が「たぬきしっぽ」になっているときのキモチについて解説しました。

猫がしっぽをふくらませてたぬきのような太いしっぽになるときは、ネガティブであれプジティブであれ、強い緊張状態であるというサインです。大抵の場合はネガティブな感情が多く、それは顔の表情や声などからも察知できるでしょう。

愛猫のしっぽが「たぬきしっぽ」になったときには、その直前の状況から緊張の要因を推察し、できるだけ速やかに原因を取り除いてあげましょう。

遊んでいて楽しいのだからと煽ってしまうと、愛猫の身体に思わぬ負荷をかけてしまうかもしれません。特に持病のある猫であれば、ポジティブなことであってもあまり興奮させすぎないようにした方が良いでしょう。

関連記事

『生後70日の子猫を迎えてから』1か月が経過した結果…尊すぎる『成長の様子』が5万7000再生「心がほっこりした」「感動」の声
猫は一緒に寝る人を選んでいる?人のそばで寝る理由、一緒に寝る方法と注意点
猫が幸せを感じた時にみせる10の仕草
猫が甘噛みをする6つの理由としつけ方法
保護子猫を『はじめてのお風呂』に入れたら…まさかの変化が可愛すぎると18万8000再生「ママの優しさが心にしみた」「真顔の抗議w」

  1. ロス五輪へのサバイバル開始!阿部一二三・武岡毅らが新たに選出、世界選手権男子代表5人を追加発表【柔道】
  2. 【 野々山さくら 】 医師免許を持つ俳優 芸能活動休止を発表 「みなさまのこころのすみっこで、きっとまたお会いできますように」
  3. もしもに備えて知っておくべき『猫の健康データ』5つ 病気の早期発見に繋がることも?
  4. 犬に『ストレスを与える状況』4つ 絶対見逃してはいけない苦痛を感じているサインとは?
  5. 赤沢経済産業大臣「備蓄石油を我が国単独で放出することは可能」 IEAの協調放出は全加盟国の一致が原則
  6. AIを活用したメーター読み取り機能を搭載した「ハンディマスター」、2026年3月10日から正式リリース
  7. 【速報】日経平均11日終値5万5025円 一時1400円以上値上がり 節目の5万5000円台を回復 市場関係者「中東情勢の状況次第では大きく動く可能性も」
  8. 天皇皇后両陛下と愛子さま 東日本大震災から15年にあたり黙とう 3月・4月にはご一家そろって初の被災地訪問も
  9. 【 中川翔子 】  小林幸子から届いた〝幸子米〟で離乳食作り 「毎日生まれてはじめてがあるってかわいい」 こだわりの育児グッズも公開
  10. 【速報】埼玉県立小児医療センターで“抗がん剤注射”した10代男性が死亡 ほか2人が重篤な症状で意識不明の重体 患者の髄液から別の薬液が検出される
  1. 下水工事用に地下埋設の金属製パイプが地上から十数メートル突き出す 大阪・北区
  2. 原油価格“乱高下”レギュラーガソリン10円↑「急激に値段が上がりすぎる」…トランプ大統領「まもなく終結」イラン反論【news23】
  3. 男性作業員(38)が高所作業車と高架の間に挟まれ死亡 中国自動車道の高架を清掃中に 兵庫・宝塚市
  4. 外国人の不法就労“通報”に報奨金 農業に従事するベトナム人は…「気持ちが落ち着かない」 社会に「分断」と指摘も【news23】
  5. 1億8200万バレル上回る見通し 過去最大規模の石油備蓄放出をIEAが提案 WSJ報道 加盟国が11日に決断予定
  6. 「何重にも死後の尊厳を害した」2023年に交際相手の女性を殺害・遺体を山梨県内の山林に遺棄した罪に問われた渥美遼馬被告に懲役25年求刑 東京地検
  7. 【速報】埼玉県立小児医療センターで“抗がん剤注射”した10代男性が死亡 ほか2人が重篤な症状で意識不明の重体 患者の髄液から別の薬液が検出される
  8. 裁量労働制の見直しなどの議論開始 「裁量労働制の拡充が最重要課題」「長時間労働になりやすく適正運用の徹底図るべき」などの意見 政府の労働市場改革分科会が初開催
  9. 【速報】ガソリン平均価格4週連続で値上がり 161円80銭 160円台は3か月ぶり イラン情勢の緊迫化が背景…来週は180円台の可能性も
  10. 一週間の旅行から帰宅→『ただいま』と言うと、2匹の犬が…愛に溢れた『再会と歓迎』が22万再生「ドタドタ音が愛おしい」「耳可愛すぎる」
  11. 千葉・船橋市の路上で50代くらいの男性が血を流して倒れているのが見つかる 男性は意識不明の重体 馬乗りにされていたという情報も 傷害事件として捜査 千葉県警
  12. 【 三代目JSB・山下健二郎 】 考案した担々麺は 〝登坂広臣に食べさせたい〟 「ケータリングで必ずうどんとそば」 舞台裏を明かす