きょうも関東を中心とした東日本で、大気の状態が不安定になります。未明は群馬県高崎市付近で、数年に一度しか降らないような猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が発表されました。いったん朝は雨が小康状態になりますが、午後は再び天気の急変に注意が必要です。
きょうは北海道や東北北部、関東から九州で日差しが届くでしょう。東北南部は雲が広がりやすく、雨の降る所がありそうです。また、関東から九州の太平洋側も、午後はにわか雨や雷雨があるでしょう。東京も午前中は晴れますが、昼過ぎからにわか雨や雷雨の所がある見込みです。熱帯低気圧が近づく沖縄や奄美は、日中激しい雨の降る所があるでしょう。
予想最高気温は東日本や西日本で35℃前後の予想で、九州は35℃以上の猛暑日の所が多くなりそうです。熊本は38℃の予想で、9月の観測史上1位の記録を更新するかもしれません。太宰府（福岡）では今年51日目の猛暑日になり、国内の最多記録を更新しそうです。熱帯低気圧が湿った空気を流し込み、一段と蒸し暑くなるため、熱中症に警戒が必要です。
あすとあさっては、九州や四国で変わりやすい天気になるでしょう。北海道もあすは天気が下り坂に向かい、あす午後からあさってにかけて雨の降る所がありそうです。東日本は今週晴れる日が続きますが、午後は山沿いや内陸中心に天気の急変にお気をつけ下さい。
