■MLB ドジャース ー ガーディアンズ(日本時間9日、カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(30)が本拠地でのガーディアンズ戦に「1番・DH」で出場し、5回の第3打席で2試合ぶりとなるシーズン自己最多タイの46号本塁打を放った。今季46盗塁をマークしている大谷は、「46本塁打-46盗塁」に到達し、「50-50」の大記録も現実味を帯びてきた。
本拠地に戻り、カード初戦でいきなり「45-45」を達成。昨年の44本を超え、自己最高の46本(2021年)にあと1本と迫った。
ガーディアンズの先発はT.バイビー(25)、大谷は昨季対戦し、3打数無安打2三振。1回の第1打席はスライダーにレフトフライ。3回の第2打席はセンター前ヒット。
そして、5回の第3打席、甘く入ってきたボールを逃さず、フルスイングすると打球は衝撃音を残してライトポール際へ。打球飛距離137.1m、打球速度187.8キロ、角度34度の一撃。本人も打球の方向をしっかり確認して走り出し、2試合ぶりの46号ホームランを放った。
2年連続のホームラン王に向けてナ・リーグ単独トップの大谷は、2位のライバル・M.オズーナ(33、ブレーブス)との差を「9」に広げ独走態勢に。また、打点は「100」から「101」に伸ばし、シーズン自己最高の100打点(2021年)を塗り替えた。打点トップタイのブルワーズ・W.アダメス(29)は前日8日、ロッキーズ戦の1回にソロホームランを放ち、打点を「101」に伸ばしたが大谷はすぐに追いついた。
かつてエンゼルス時代に「ヒリヒリした9月を過ごしたい」と語っていた大谷。チームは残り19試合で3年連続の地区優勝に向かう。大谷はシーズン52.1本ペースと依然として50本以上をキープし、前人未到の「50-50」達成にも期待が高まる。
◆MLB「40-40」以上【本塁打-盗塁】
1988年 J.カンセコ 42 - 40
1996年 B.ボンズ 42 - 40
1998年 A.ロドリゲス 42 - 46
2006年 A.ソリアーノ 46 - 41
2023年 R.アクーニャJr. 41 - 73
2024年 大谷翔平 46- 46(残り19試合)
◆大谷翔平 シーズン本塁打数
2018年 22本
2019年 18本
2020年 7本
2021年 46本
2022年 34本
2023年 44本
2024年 46本(残り19試合)