■MLB ドジャース 4ー0 ガーディアンズ(日本時間9日 カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(30)が本拠地でのガーディアンズ戦に「1番・DH」で出場し、4打数2安打1打点で打率は.291。シーズン自己タイ記録の46号、自己新記録の162安打、101打点と記録づくめとなった。さらに今季51度目のマルチヒットをマークした。チームも先発のJ.フラハティ(28)が7回途中まで無失点の好投、ドジャースは連勝を飾った。
前日は2度の大飛球もホームランとはいかず、2試合ぶりのノーヒットに終わった。この日、ガーディアンズの先発はT.バイビー(25)、大谷は昨季初対戦し、3打数無安打2三振。
ロサンゼルスは熱波が襲来し、デーゲームとなったこの試合は気温が40℃近くまで上昇、ベンチには大型の扇風機を入れて暑さ対策を行っていた。大谷は1回の第1打席、データのあまりないバイビーに対して、ボールをしっかり見極め、カウント3-1からスライダーを振り遅れて空振り。フルカウントになると、続くスライダーも振っていったが、今度はタイミングが早くなってしまいレフトフライに倒れた。
ドジャースはノーヒットで迎えた3回、大谷の第2打席、1球目を振ってくる大谷に対して、バイビーはピッチクロックギリギリまで投球モーションに入らず、時間をかけて、緩い変化球でストライクを奪った。そして、フルカウントで迎えた8球目、大谷は内角へのスライダーに詰まりながらもセンター前へのヒットで出塁。シーズン自己新記録となる161本目のヒットを放った。
今季47盗塁目が期待されたが、バイビーの素早く上手い牽制球に逆を付かれてはいなかったがタッチアウトとなってしまった。
そして、5回の第3打席、甘く入ってきたボールを逃さず、フルスイングすると打球は衝撃音を残してライトポール際へ。打球飛距離137.1m、打球速度187.8キロ、角度34度の一撃。本人も打球の方向をしっかり確認して走り出し、2試合ぶりの46号ホームランを放ち、「46本塁打-46盗塁」に到達した。
7回の第4打席は、ガーディアンズ4人目、C.スミス(25)に空振り三振、大谷は4打数2安打1打点で打率は.291。シーズン自己タイ記録の46号、自己新記録の162安打、101打点をマーク、今季51度目のマルチヒットとなった。チームも先発のJ.フラハティ(28)が8回途中まで無失点の好投、ドジャースは連勝を飾った。