東京・明治神宮外苑の再開発をめぐり、きょう、事業者側が伐採する樹木の本数が124本減るなどとする見直し案を発表しました。
【動画】“明治神宮外苑の再開発” 事業者が「見直し案」を発表 伐採本数が当初より124本減など 東京都に報告
明治神宮外苑の再開発は、神宮球場などを建て替えて高層ビルを建設する計画で、743本の樹木の伐採が予定されていましたが、事業者の1つである三井不動産がきょう、見直し案を発表しました。
三井不動産の担当者
「ラグビー場の計画を一部変更したことによって、赤い木と青い木はそのまま置いておいて大丈夫ということになった」
見直し案では、新ラグビー場の施設計画を工夫するなどし、伐採する樹木の本数が当初よりも124本減るほか、イチョウ並木から8メートルほどの距離に建設予定だった新しい野球場は、およそ18.3メートルの距離に建てるということです。
東京都 小池百合子知事
「これから中身を精査していくことになるかと思います。事業者にはぜひ都民の皆さんの理解、共感が得られるように説明して頂きたい」
事業者側は東京都にも見直し案を報告していて、今後、住民向けの説明会を検討しているということです。