東京工芸大学、光透過型アンテナの開発に成功  放射効率と透明性が極めて高く5G/6G通信の新しい可能性を開拓

2024-09-10 07:15

東京工芸大学の工学部、越地福朗教授が、透明性と放射効率が極めて高い光透過型アンテナを開発しました

概要

サービス名:光透過型アンテナ
所在地:神奈川県厚木市の東京工芸大学
開発者:越地福朗教授、安田洋司准教授、内田孝幸教授、山田勝実教授
特許公開番号:第7752420号
詳細URL:https://www.t-kougei.ac.jp/research/intellectual_property/index.html#koshiji
東京工芸大学URL:https://www.t-kougei.ac.jp/

アンテナの進化:光透過型アンテナが実現する新たな可能性

越地教授によって開発されたこのアンテナは、アンテナ放射効率81.6%、光学的透明性76.7%を実現し、次世代通信システム5G/6Gのための新たな可能性を開拓しています。このアンテナは、窓やガラスなど透明な部材に透明性を維持しながらアンテナ機能を付加することが可能で、さらに壁、天井やディスプレイ、自動車や航空機、ドローンなどにも目に見えない形で組み込むことができます。

開発の背景と特長

透明なアンテナの開発の背景には、アンテナ基地局やアンテナ数の増加による景観への影響への課題がありました。また、以前に発表された透明なアンテナの多くは放射効率が50~60%程度に留まっており、高い放射効率を得ることが困難でした。それに対し、越地教授らの研究では、誘電体と金属と誘電体の3層構造で導電率の高い金属薄膜を挟み込むことで、放射効率と透明性が共に高い構造を実現しました。

まとめ

通信技術の進化に伴い、アンテナの設置場所やその形状への要求がますます高まる中、東京工芸大学の越地福朗教授の開発した光透過型アンテナは大きな期待を受けています。アンテナ性能と芸術性を兼ね備えた本アンテナは、「透明なアンテナ=何も描かれていないキャンバス」との言葉通り、テクノロジーとアートが交差した新たな可能性を提示しています。
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