16年間「町のマスコット」として愛される町役場の黒猫 腫瘍と闘いながら穏やかな余生を満喫 米国

2024-09-11 06:00

米国の小さな町で、16年前に庁舎に住み着いた黒猫が、マスコットとして人々に愛され続けています。高齢になった猫には投薬が必要ですが、人々の寄付と協力で治療を継続していく予定です。

正式なマスコットに就任

本を前にしてくつろぐ黒猫

画像はイメージです

米国インディアナポリスの北東にある、人口1万超の小さな町マコーズビルには、16年もの間、町の庁舎のマスコットとして愛され続けている黒猫がいます。

その名は「Oscar」。「Out Side Cat at Rear」(裏口近くにいる猫)の頭文字をとって名付けられました。というのもこの猫は、当初警察署の外にたむろして餌をあさっていたからです。

「最初は警察署にいましたが、徐々に町役場に住み着くようになりました」と話すのは、16年間町長を務めたTonya Galbraithさんです。

市庁舎にやってくる人々にとって、Oscarが事務室の机から机へと移動して来客を迎えてくれる姿は、おなじみの光景です。すっかり人気者になったこの猫は、2019年に正式に町のマスコットに任命されました。

ふだんこの猫は、屋内外を行ったり来たりしています。庁舎には快適な場所がたくさんあるし、外には冒険するところが豊富にあって、どちらも魅力的だからでしょう。

何度も危機を乗り越えた猫

女性に抱かれる黒猫

画像はイメージです

「年をとってちょっとペースが落ちたけど、まだ根性は十分ありますね」と話すのは、建築検査官のKatie Stancombeさんです。彼女とAllyson Hamlinさんが主に世話をしていますが、15人いる事務職員も協力してくれているといいます。

2009年に庁舎が道路の反対側に移転したとき、Oscarが一緒に移ってくるかどうか不安でしたが、ちゃんと新しい庁舎に適応しました。

実はOscarは、これまで何度も危機に遭遇し、生き延びてきました。

3ヵ月間行方不明になったこともあります。突然いなくなったときは、職員たちがチラシを貼りだして捜索しました。しかししばらくたってから、Oscarは平然とした顔つきで戻ってきたのです。

庁舎の駐車場にいたOscarを、野良猫と思った人が郡の動物愛護協会に連れて行ってしまったこともありました。しかしそこですぐに身元が判明し、庁舎へと戻ることができたのです。

銃撃されたことまでありました。数年前、散歩から帰ってきたときに具合が悪そうだったので獣医に診せたところ、BBガンで撃たれていることがわかりました。だれかの裏庭にいたところを、ウサギと間違えて撃たれたのかもしれません。

投薬による治療を継続中

えさをもらう黒猫

画像はイメージです

いまOscarは、人々の助けを必要としています。というのも、口に腫瘍ができて甲状腺の病気にもかかっているからです。腫瘍を取り除くには年を取りすぎているため、食事と一緒に1日2回薬をもらっています。

「最初は液体の薬を処方されたのですが、どうも好みではないようです」とKatieさん。職員たちは薬と療養食の経費をまかなうため、庁舎ロビーに寄付箱を設置することにしました。

最近は室内にこもることが多くなったOscarですが、新鮮な空気を吸いたくなったときは鳴いて窓を開けるよう職員にせがみます。

「パソコンのキーボードの上で寝たり、パソコンを使っている職員の腕に寄り添ったりするのが好きですね」(Katieさん)

人々の善意によって病状を管理することで、Oscarの幸せな老後生活が長く続くことを願いたいものです。

出典:This small town Indiana cat needs some big help. Oscar is also accepting thoughts and purrs

関連記事

長毛の元野良猫を『お風呂に連行』した結果…可愛すぎる『仕上がり』が5万8000再生の反響「別にゃん」「ふわふわになったね」
猫と犬に『けつドライヤー終わったよ』と言ったら…まさかすぎる反応が15万3000再生「犬化してるw」「珍しすぎる光景」の声
『警戒心の強い子猫』を保護した結果…成長後の『驚きの変化』に感動の声「いっぱい幸せになって」「本当にありがとう」と16万再生
猫から『好かれる人』のタイプ5つ
猫が大好きという気持ちを飼い主に伝える9つのサイン

  1. 日産が春闘で満額回答 月額1万円の賃上げ 2年連続の巨額赤字見通しも「物価変動に伴う生活への影響などを総合的に勘案」
  2. 【速報】ホルムズ海峡でタイ船籍の貨物船に“攻撃” タイ外務省が発表 爆発で損傷か 乗組員3人行が方不明
  3. 今日、地震がおきたら…あなたの備えは万全? 経験者語る在宅避難のリアル、東日本大震災「15年を生きる」【Nスタ解説】
  4. 14歳が伝えるあの日…震災の5か月後に生まれた語り部 きっかけは能登半島地震、東日本大震災「15年を生きる」
  5. 震災翌日に生まれた命 当時は暖房使えず…助け合ったあの日「頑張って産んでよかった」 中学卒業の節目迎える【東日本大震災から15年】
  6. 中国と北朝鮮を結ぶ国際列車が6年ぶりに運行再開へ 往来活性化か
  7. 台湾・頼総統が東日本大震災の犠牲者を追悼「防災や人道支援などでの協力深めたい」
  8. 【 くりえみ 】 「頚椎ヘルニアの可能性」明かす 首が「激痛になって」悶絶 「腕の痺れがもう限界」「痛みに耐えるので疲れて何も出来ない……」
  9. 【ミラノパラ】クロカン10kmクラシカル 川除大輝が4位、“レジェンド”新田佳浩7位、女子では阿部友里香4位、岩本美歌7位
  10. 東日本大震災「15年を生きる」午後2時46分に黙祷 約5年ぶりに行方不明者の捜索活動“震災を経験していない世代”の思いは
  1. 目を疑う光景…大阪中心部の道路に“巨大パイプ”突出 地面から十数メートル 大渋滞も発生
  2. 部屋にメモ「もう2人とも限界でした」 千葉・船橋市のマンションに男女2人遺体 男性が女性の首絞めて殺害後に自殺か 千葉県警
  3. 休暇使い果たして「109日間」世界一周クルーズ旅行 “14日間欠勤”で群馬県職員が停職3か月の処分に
  4. 踏切を横断中に転倒し立ち上がれず…80代くらいの女性が列車にはねられ死亡 東京・西日暮里
  5. 【速報】埼玉県立小児医療センターで“抗がん剤注射”した10代男性が死亡 ほか2人が重篤な症状で意識不明の重体 患者の髄液から別の薬液が検出される
  6. 【速報】ホルムズ海峡でタイ船籍の貨物船に“攻撃” タイ外務省が発表 爆発で損傷か 乗組員3人行が方不明
  7. イランがホルムズ海峡に機雷敷設か すでに数十個敷設との報道も トランプ氏が軍事的報復を警告 イラン側は「戦争屋どもにとって敗北の海峡に」
  8. 【速報】ペルシャ湾で商船三井所有のコンテナ船が攻撃受け船体の一部損傷か イギリス紙フィナンシャル・タイムズ
  9. 【速報】ペルシャ湾で商船三井のコンテナ船が損傷 けが人なし・自力航行可能 船員「振動を感じた」損傷の原因不明
  10. そのまま残されたがれき…12mの津波に襲われた学校 「伝承館」が現在に伝える震災の教訓 宮城・気仙沼市から中継【東日本大震災から15年】
  11. 【 オスマンサンコン 】 喜寿迎え、これからの夢を明かす 「アフリカの人たちに日本語を覚えてもらいたい」 第3夫人との出会いは 「銀座でナンパされたの!」
  12. 【 やす子 】5日間の予備自衛官・招集訓練修了を報告 「マイスーパーエンジェルゴッド…」と帰宅後の愛猫「アビシ」とのラブラブ姿を公開