自民党の総裁選に立候補を表明している河野デジタル大臣は、自衛隊に「災害対応部隊」を創設し、災害対応と国防との両立を目指す考えを示しました。
河野デジタル大臣
「自衛隊の国防に対する練度を落とさずに、もし自衛隊が必要とされているときには、どう対応したらいいか一つのモデルとして提案させていただきます」
河野大臣はきょう、「自衛隊の大規模な演習訓練が災害対応によって中止せざるを得ないことが繰り返される」と「国防のために必要な練度が身につけられない」と問題視したうえで、自衛隊に「災害対応部隊」を創設する考えを示しました。
「災害対応部隊」は、自衛隊による災害救援・救助活動後にも引き続き現地対応が必要とされる場合に予備自衛官を活用することを想定していて、災害対応と国防との両立を目指すということです。