天皇ご一家は侍従長を通じて、石川県知事に能登半島の大雨の被害についてお見舞いを伝えられたことを側近が明かしました。被災された方々の安心できる生活が一日も早く戻ることを心から願っているということです。
側近によりますと、能登半島の大雨被害について、天皇皇后両陛下と愛子さまがきのう、別所侍従長を通じて石川県の馳知事にお見舞いの気持ちなどを伝えられたということです。
ご一家は、今回の災害に深く心を痛めており、犠牲になった人を悼み、被災された方へのお見舞いの気持ちをあらわすとともに、災害対応に尽力している方をねぎらい、励まされる気持ちを示されたということです。
また、愛子さまが9月28日から石川県の七尾市と志賀町を訪問する予定が取りやめとなりましたが、その準備を進めて来た関係者への感謝とねぎらいの気持ちも伝えられたということです。
ご一家は、七尾市と志賀町の住民が愛子さまの訪問を心待ちにしていたことをありがたく思っているということです。
側近は「愛子さまは訪問が可能な状況になれば、訪問したいという気持ちを持たれていると拝察している」と述べましたが、時期は未定としました。