カナダのコンビニ大手からセブン&アイ・ホールディングスへの買収提案をめぐって、新たに金額を7兆円規模に引き上げて再提案があったことがわかりました。
セブン&アイはこれまでにカナダのコンビニ大手からおよそ6兆円規模の買収提案を受けていましたが、先月、「株主価値の実現を著しく過小評価している」などと拒否する回答を示していました。
きょう明らかとなったのは、前回の提案よりも買収額を1兆円ほど上乗せしたおよそ7兆円規模の新たな提案です。セブン&アイは、特別委員会で慎重に判断するとみられます。
セブン&アイをめぐっては、先週、イトーヨーカ堂やセブン銀行の一部株式を早期に売却することを検討していることが明らかになっていて、企業価値を高め買収に対抗する狙いがあるとみられていました。