石破総理は11日、ラオスで開かれたアジアの脱炭素化を促す枠組みAZEC=アジア・ゼロエミッション共同体の首脳会合に初めて出席しました。
AZECは、ミャンマーを除くASEAN=東南アジア諸国連合に加盟する9か国と日本、オーストラリアで構成されていて、会合では「『今後10年のためのアクションプラン』を発表する」とした共同声明が採択されました。
アクションプランでは短・中期的行動計画として、▼サプライチェーン全体にわたる温室効果ガス排出の可視化を通じた産業の競争力向上、▼農林分野の技術やイノベーションの普及を通じた排出削減及び吸収・除去の推進などを掲げています。