中東情勢が緊迫化するなか、比較的安全な資産とされる金の先物価格が上昇しています。
大阪市場で取引されている金の先物価格は、取引の中心となる「25年8月もの」が15日付の取引で1グラムあたり1万2841円をつけ、最高値を更新しました。
また、小売り価格も上昇しています。
金の小売大手・田中貴金属工業が発表した15日の金の店頭小売価格は、先週末を170円上回り最高値を更新。1グラムあたりの価格は1万4069円でした。
中東情勢の緊迫化など地政学リスクの高まりを背景に、「比較的安全な資産」とされる「金」の価格の上昇が続いています。