線状降水帯発生の“半日前”予測情報 的中率が約25%→約10%に低下 気象庁長官「北陸や北日本でも予測精度向上が必要」

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-10-16 19:07
線状降水帯発生の“半日前”予測情報 的中率が約25%→約10%に低下 気象庁長官「北陸や北日本でも予測精度向上が必要」

線状降水帯の“半日前”「予測情報の精度について、今年9月までの「的中率」がおよそ10%と、去年の25%程度と比べて大幅に低くなっていることがわかりました。

この結果を受けて、気象庁の森隆志長官は、今年一年を通して、予測情報の発表と線状降水帯が発生した状況を検証する必要があるとの考えを示しました。

気象庁はきょう、線状降水帯の発生をおよそ半日前から予測する情報の精度について、今年5月から9月までの実績を発表しました。

気象庁によりますと、“半日前”予測情報を発表し、その後、線状降水帯が発生した「的中率」は81回中8回、およそ10%で、去年の25%程度と比べて大幅に低くなっています。

一方、“半日前”予測情報を発表しなかったものの、その後、線状降水帯が発生した「見逃し率」は17回中9回、およそ53%で、去年の50%程度とほぼ同じでした。

大雨が毎年、同じような場所で同じような降り方をするわけではないため、一概に比較はできませんが、気象庁の森隆志長官は「今年は(線状降水帯の発生を)当てにくかった何か理由があるのか、シーズン全体を通じて検証する必要がある」と述べました。

また、森長官は、9月下旬に石川県能登地方を襲った豪雨で、線状降水帯の発生を事前に予測できなかったことについて、「見逃しはできるだけ避けたい」としたうえで、雨が比較的少ないとされてきた北陸地方や北日本についても線状降水帯の予測精度を上げる必要があるとの考えを示しました。

  1. 男性の遺体は“脱衣所”に 広範囲に暴行痕 横浜で男性縛られ殺害【現場から最新情報】
  2. 堀ちえみさん 「強い信念がないと、生きていく自信も持てませんでした」 思い明かす 「いつ何が身体の中で起こるかわからない」
  3. 由規、引退会見でファンを想い涙 「よくやったなと自分を褒めてあげたい」 右肩手術を乗り越え17年間の現役生活
  4. 【速報】横浜市の緊縛殺人事件 死亡した男性の身元判明 警察は殺人事件として捜査 神奈川県警
  5. 東京都心73年ぶりの「5日連続夏日」…残暑でトマトが高騰
  6. 横浜で緊縛殺人事件 高齢とみられる男性の手足が縛られ体には複数の暴行の痕 一連の強盗事件との関連含め捜査 神奈川県警
  7. アコム社員が出向先銀行の顧客情報 約10万件を自社に漏えい
  8. 牛丼値引き戦争が延長戦に すき家“80円引き”を延長 吉野家は先週クーポン配布
  9. オーストラリアで“ハローキティ祭り” 巨大キティに観光送迎バスも登場!【すたすた中継】
  10. 東京の最低気温10℃予想も…週末から急激な冷え込み“暖房の季節”? 秋に注意!エアコンのカビ【Nスタ解説】
  11. 【巨人】CSファイナル黒星発進 1勝1敗のタイに わずか4安打、2ケタ10三振の完封負け 戸郷は7回途中2失点も援護なくCS初黒星
  12. 【2i2】天羽希純さん 「お医者さんから激しい動きをしないでと言われ」 ライブへの出演見送りを発表 先日は発熱など体調不良 10日にバイクと接触で「頭部」を縫合
×