大手眼鏡チェーンのZoffを運営する会社が、きょう、東証プライム市場に上場しました。狙うは「サングラス市場」です。
きょう、大手眼鏡チェーン「Zoff」を運営する「インターメスティック」がプライム市場へ上場しました。
初値は公開価格の1630円を25%上回る2038円。これをもとにした時価総額は、およそ623億円の規模です。
インターメスティック 上野博史 社長
「既存の眼鏡の観点だけではなく、ファッション性の高い薄いサングラスというのを起点に非常に売り上げが好調」
これまでZoffは、開発から販売まで一貫して行う方式で、低価格帯の眼鏡を武器に売り上げを伸ばしてきました。
しかし、この市場には「JINS」など競合他社も多く、他社との差別化を図るために、海外を中心に広がりを見せるサングラス市場に力を入れたといいます。
Zoffは温暖化の進行を受けたサングラス需要の拡大を見込んでいて、今後は国内で500店舗を目標に拡大し基盤を固めたうえで、海外事業にも注力したい考えです。