首都圏で相次ぐ強盗事件などをめぐり石破総理は22日、警察庁の露木長官から報告を受け、「国民が犯罪に加担しない体制を強化する」との考えを示しました。
石破総理
「SNS上の広告、そういうものに乗らないでください、乗ってはなりませんというような広報の体制をさらに強化をしていきたい」
首都圏で相次ぐ強盗事件などをめぐり警察庁の露木長官から報告を受けた石破総理はこのように話し、国民が犯罪に加担しないような体制を強化していく考えを示しました。
警視庁と神奈川県警、埼玉県警、千葉県警は1都3県の合同捜査本部を設置し捜査にあたっていますが、石破総理は「必要であれば一連のことに対して補正予算を通じて対応していきたい。こういう被害がないよう政府として万全を尽くして参りたい」と訴えました。
また、19日に40代の男が、自民党本部に火炎瓶のようなものを投げ込み、直後に総理官邸に車で突っ込もうとした事件についても露木長官から説明を受けた石破総理は、「今選挙をやっている最中だが、予定通り進める」と強調した上で、「各党が民主主義のもとに選挙をやっているわけで、きちんと遂行されるよう万全を期して参りたい」としています。