海上自衛隊は護衛艦「かが」の艦上で、アメリカ軍の最新鋭ステルス戦闘機による着艦試験を初めて行ったことを明らかにしました。
齋藤海上幕僚長
「このいずも型護衛艦での艦上運用に必要な諸元を収集するために、米海軍・海兵隊の支援を得て所要の試験を継続していきたいと思っております」
海上自衛隊は護衛艦「かが」の事実上の空母化に向け、最新鋭ステルス戦闘機・F35Bの艦上での運用試験をアメリカのサンディエゴ沖で行っています。
齋藤海上幕僚長はきょうの会見で、日本時間の21日にF35Bが「かが」の艦上で短距離滑走での発艦や垂直着艦を成功させたと明らかにしたうえで、「大きな前進であると感じている」と語りました。
運用試験は来月18日まで行われる予定です。