防衛省は、自衛官候補生の採用試験で不合格となった人のうち6人に、誤って「合格」と通知していたことを明らかにしました。
誤った合格通知を行ったのは、自衛隊の埼玉地方協力本部です。
9月に自衛官候補生を採用するための試験を行った際に担当者がデータを誤って入力し、複数の担当者による確認が実施されなかったことから、本来「不合格」となっていたはずの受験者6人に対し、誤って「合格通知」を出してしまいました。
その後、受験者に採用の詳細を通知するための書類を準備していたときに誤りが判明し、6人と保護者にはすでに謝罪したということです。
埼玉地方協力本部は、「管理態勢を見直し、徹底した再発防止に努めてまいります」とコメントしています。