大相撲初場所千秋楽でのともえ戦を制し、2023年7月場所以来2度目の優勝を果たした大関・豊昇龍(25)が27日、一夜明け会見を行った。
会見場に入ってきた豊昇龍は、記者からの「寝られましたか?」の問いかけに「ぐっすり。記者会見なかったらずっと寝てた」と笑顔を見せた。
激戦から一夜明け、「やりきったなと思います」と話した豊昇龍。「大関として初めて優勝できてめちゃくちゃうれしいです」と満足げな様子を見せた。
優勝次点で迎えた千秋楽、結びの一番で大関・琴櫻(27、佐渡ヶ嶽)を寄り切りで破り、12勝3敗とした豊昇龍は、金峰山(27、木瀬)、王鵬(24、大嶽)と同星で並び、ともえ戦へ。「大変だったんですよ。大変でした。もう疲れたしもう限界超えると言ってもおかしくない。(でも)ここで勝たなくちゃいけないって自分で自分に言ってました」と振り返った。
今場所は綱取りがかかる場所だったが「一日一番集中してやっていけば結果はついてくるかなとそれを信じてやっていました」。夕方には横綱審議委員会が行われる。「ワクワクして待ってます」と、唇を結んだ。