城内宇宙政策担当大臣はきょう、21日に宇宙飛行士として正式認定された2人の宇宙飛行士と面会し、祝意を述べるとともに将来の宇宙飛行ミッションでの活躍に期待を寄せました。
城内宇宙政策担当大臣
「お2人を含めた我が国の宇宙飛行士の方々が、益々ご活躍されることを、宇宙政策を担当する大臣として大いに期待するところであります」
城内宇宙政策担当大臣は、JAXA=宇宙航空研究開発機構から21日に正式に宇宙飛行士に認定された、米田あゆさん・諏訪理さんと面会し、祝意とエールを送りました。
最年少で宇宙飛行士に認定された医師の米田さんは「次世代の子供たちにとって宇宙というものが楽しく、夢と希望があり、一緒になって頑張りたいと思ってもらえるような宇宙飛行士になれるように精進する」と語りました。
また、以前は世界銀行に勤務していた諏訪さんは、「宇宙開発は今までは科学研究開発の場だったと思うが、(これからは)経済の柱にもなっていくと思う。そこでできることを常に考えながらやっていく」と意気込みを語りました。
2人は、去年2月に過去最多となる4000人以上の応募者の中から、14年ぶりに宇宙飛行士候補として選ばれ、今後はアメリカのNASAジョンソン宇宙センターに拠点を移してさらなる訓練を受ける予定です。
日本はアメリカ主導の月面探査計画=「アルテミス計画」に参加していて、2人は将来、月面に降り立つ可能性もあります。