エンジンの排出ガスや燃費性能のデータ改ざんがあった日野自動車は、今年4月から9月までの半年間の決算で特別損失を計上し、2200億円近い最終赤字になったと発表しました。
日野自動車が発表した今年4月から9月までのグループの決算によりますと、売上高は前の年の同じ時期より12%あまり上昇し、8475億円でした。一方、最終的な損益は2195億円の赤字となっていて、この時期としては最も大きい赤字額となっています。
日野自動車ではエンジンの排出ガスなどのデータ改ざんが明らかとなっていて、アメリカ当局との和解にともなう費用や、カナダでの訴訟の和解金に伴う費用として2300億円の特別損失を計上したことが影響しました。
来年3月までの1年間の決算についても2200億円の最終赤字となる見通しだということです。