メジャーリーグの球団幹部が集まるGM会議の2日目が日本時間7日、テキサス州サンアントニオで行われた。
ニューヨーク・メッツ傘下からFAとなっている藤浪晋太郎(30)について、代理人のスコット・ボラス氏(72)が取材に応じた。
現在藤浪はプエルトリコのウインターリーグに参戦中。昨年、ポスティングシステムでメジャーに挑戦した藤浪は、アスレチックスと契約し、その後、同7月にオリオールズにトレードで移籍。
2年目の今季はメッツと1年契約を結んだが、オープン戦で結果を残せず、マイナーに降格。5月には右肩痛で故障者リスト入りするなど、メジャーでの登板がないまま今季を終えた。
藤浪についてボラス氏は「(彼は)今プエルトリコにいるよ。健康で、腕の状態も良い。私は楽しみにしているし、各球団が興味を示している。時が進むにつれて、どう評価されるかということになるだろう」と話した。
日本球界復帰の可能性については「ウインターリーグに集中しているのは、今のところメジャーリーグにフォーカスするためだと思う。そして、プエルトリコで投げた後、日本での関心がどうなるかを見ることになるだろう」とし、まずはメジャーでプレーすることを念頭に置いているという。
「彼の投球を見て、健康であることを確認し、それから話を聞く流れに。リリーフ市場の大半については、それは通常のフリーエージェント期間の後半になるだろう」と今後のプランを話した。