法人税約2700万円脱税疑いで弁護士を逮捕　架空業務委託費を計上か　東京地検特捜部

東京・千代田区の弁護士法人の代表弁護士が法人税およそ2700万円を脱税したとして、東京地検特捜部に逮捕されました。

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法人税法違反の疑いで逮捕されたのは、弁護士事務所の代表弁護士・鈴木康之容疑者（53）です。

鈴木容疑者は2017年と2019年にあわせておよそ1億1100万円の所得を隠し、法人税およそ2700万円を脱税した疑いがもたれています。

鈴木容疑者は、大手通信キャリア会社の顧客の滞納金を回収する業務などを行っていましたが、架空の業務委託費を計上するなどの手口で所得を隠していたということです。

脱税で得た金を保険商品の購入や証券投資に充てていたとみられます。

関係者によりますと、鈴木容疑者は逮捕前の調べに対し「架空ではない」と否認していたということです。