■ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 日本 3ー1 台湾(16日・台湾・台北ドーム)
侍ジャパンは台湾との全勝対決を制し3連勝。オープニングラウンド各組(A・B)上位2チームが進むスーパーラウンドへ大きく前進した。
試合は試合は1回、4番・森下翔太(24、阪神)の犠飛で先制。4回には今大会初スタメンの源田壮亮(31、西武)が代表初アーチとなるソロ本塁打を放つなど3得点を挙げた。投げては先発の才木浩人(26、阪神)が6回途中3安打無失点の好投。7回に3番手・北山亘基(25、日本ハム)がソロ本塁打を浴び3-1となるも9回は大勢(25、巨人)が無失点に抑えリードを守り切った。
完全アウェーの中、先発として試合を作った才木。試合後には「こういう(アウェー)雰囲気になるだろうなとは思ってましたけど、なんか想像以上にすごかったので。本当にこういうふうに投げられたのはすごく良い経験させてもらった」と自身も手ごたえを感じたようだ。さらに「勢い乗ってるんで残り2試合ありますけど、どんどんいい雰囲気で戦っていけるようにチーム全員で頑張っていきたい」とスーパーラウンド進出に向け、意気込みを語った。
才木について井端弘和監督(49)は「0で抑えて帰ってきてくれたっていうところが非常によかったなと思いますし、次も期待したい」と称賛。また6回裏、才木が降板後に2番手でマウンドに上がった鈴木昭汰(26、ロッテ)は2死一、二塁と走者を背負った場面での登板も見事な火消しでピンチを救った。鈴木昭の投球について監督は「難しい場面でしたけど落ち着いていたので良かった」と振り返った。
無傷の3連勝を飾った侍ジャパン、次戦は17日に天母スタジアムでキューバと対戦。勝てば4連勝でスーパーラウンド進出が決まる。