人間にとっては当たり前のアイテムでも、愛犬にとっては苦手なものがあります。使用するときは愛犬への配慮も忘れないようにしましょう。今回は、犬が苦手なアイテムを4つ紹介します。
犬が苦手なNGアイテム
犬にはどうしても苦手なものがあり、克服することも難しいものもあります。
犬によっては恐怖心でパニックを起こすこともあります。愛犬が苦手なものによってストレスを抱えないための配慮が必要です。
1.マジックテープ
犬が苦手なNGアイテムには、マジックテープがあります。
犬用のお洋服やレインコートにもマジックテープがよく使われていますが、剥がすときの「バリバリバリッ」という音が苦手なようです。
長毛種の場合、マジックテープを留めるときに被毛を一緒に挟んでしまうこともあり、飼い主も大変ですよね。
被毛を一緒に挟んでしまうとマジックテープを剥がすときに被毛が引っ張られてしまい、愛犬に痛い思いをさせてしまうかもしれません。
マジックテープの音が苦手な場合には、ボタンで留めるタイプのお洋服やレインコートがよいでしょう。
しかし、ボタンで留めるタイプのものでも被毛を一緒に挟んでしまうことがあるため注意してください。
マジックテープ、ボタン、ファスナーなどの留め具のないお洋服やレインコートもあるため、愛犬に合ったものを選びましょう。
2.ドライヤー
お風呂の後などに使うドライヤーも、苦手な犬が多いです。
大きな音が苦手だと思われがちですが、音だけでなく風が当たることを嫌がる犬もいるようです。
お風呂やトリミングサロンなど、使用する機会は少なくないため、子犬の頃から慣れさせておきましょう。
しかし、いきなり目の前でドライヤーを使うと怖がってしまいます。まずはドライヤーの音に慣れさせるところから始めてみてください。
3.香水
匂いが強い香水も犬が苦手なアイテムのひとつです。
私たち人間にとってはいい香りと感じられても、犬にとっては刺激の強い香りです。吸い込んでしまったときに鼻や喉の粘膜を刺激し、くしゃみや咳が出ることもあります。
愛犬と一緒にいるときは香水を使用しない、家の外に出てから身につけるようにする、香水のボトルは犬が鼻を近づけることのない場所に保管する、など対処すると犬に刺激を与えずに楽しめますよ。
4.掃除機
大きな音を出す掃除機も苦手なことが多いです。
掃除機と戦う犬を見たことはありませんか?我が家のポメラニアンも以前はよく掃除機と戦っていました。13歳にもなると、すっかり慣れてしまったようです。
犬の聴力は人間の4倍以上といわれており、私たちが聞き取ることのできない音もしっかりと聞き取ります。
そのため、掃除機の音は私たちが想像している以上の騒音と犬は感じているようです。
掃除機に慣れるまでは愛犬には他の部屋で待っていてもらう、ケージの中に入ってもらうなど対処をして徐々に慣らしていきましょう。
また、ロボット掃除機は稼働音も小さいものが多く、掃除機が苦手な犬でも大丈夫なことがあります。しかし、しっぽが巻き込まれてしまうなどのリスクもあります。
ロボット掃除機を使用するときは、愛犬にケガがないよう配慮しましょう。
まとめ
犬が苦手なNGアイテムを4つ解説しました。
- マジックテープ
- ドライヤー
- 香水
- 掃除機
私たち人間には何てことないアイテムも、犬にとっては怖いと感じたり、危険だと感じたりすることがあります。
慣れることが必要なアイテムもあるかと思いますが、無理強いはせず、少しずつ慣れるための練習をしましょう。
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