おとといの深夜、栃木県宇都宮市のコンビニエンスストアで、客の男性に複数回、体当たりをする暴行を加えたとして、栃木県警の40代の警部補の男が逮捕されました。
逮捕されたのは、栃木県警の県央地域の警察署に所属する43歳の警部補の男です。
警察によりますと、おとといの午後11時半ごろ、私用で訪れていた宇都宮市鶴田のコンビニエンスストアで、客の男性(44)に複数回、体当たりをする暴行を加えた疑いが持たれています。男性にけがはありませんでした。
男は当初、店員と口論になっていて、その後、客の男性に体当たりをしたということです。
調べに対し、男は「防犯カメラを見せてほしい」などと供述し、容疑を否認しています。
男は病気で休暇中で、栃木県警は男の刑事責任能力の有無の確認が必要だとして、男の氏名を公表していません。
栃木県警は「職員がこのような事件を引き起こしたことは誠に遺憾。被害者の方、関係者の方、県民のみなさまに深くお詫び申し上げます」としています。