保護猫ってどんな所から保護されるの?保護猫カフェオーナーが解説します!

2024-10-18 17:20

本記事では、保護猫カフェのオーナーが保護猫がどんな場所や状況から救い出されるのかについて解説します!

はじめに

イメージ画像

保護猫とは、何らかの理由で住む場所や世話をしてくれる人を失い、保護された猫たちのことを指します。

保護猫を助ける活動は、日本全国で多くのボランティアさんによって行われており、その努力のおかげで多くの猫たちが新しい家族に出会い、幸せな生活を送ることができています。

しかし、保護猫について興味関心がある方が増えたもののまだまだ知らない方も多く、啓発が足りていなのが現状です。

本記事では、保護猫カフェのオーナーが保護猫がどんな場所や状況から保護されるのかについて解説します!

1. 野良猫からの保護

野良猫は、都市部や田舎問わず様々な場所で見かけますよね。

彼らは道路脇の茂み、公園、ビルの隙間などあらゆる場所で生活しています。

多くの野良猫は元々飼われていた猫やその子孫であり、外の世界で自立して長生きしていくのは難しいと言われています。

また、野良猫が地域トラブルの元になることも多いのです。

人馴れしている野良猫は虐待される恐れもあり、病気や怪我をしている猫や小さな子猫、人馴れをしている猫などが優先的に保護されることが多いです。

また、保護ではありませんが野良猫の避妊去勢をし、耳をカットしてその場に戻す『TNR活動』も野良猫を減らすために欠かせない活動です。

耳カットがある猫を見たら、この活動を思い出していただけると幸いです。

2. 飼い主からの保護

飼い主からの保護というのは、様々な理由で飼育を続けることができなくなった猫を保護団体が引き取ることを指します。

飼い主が高齢で世話ができなくなったり、病気や経済的な事情で猫を手放さざるを得なくなったケースなどが存在します。

また、引っ越しや家族の変化(例えば子どもが生まれるなど)も、猫を手放す理由となりえるでしょう。

このような猫たちは、人間との生活に慣れているため、再び家庭に迎え入れられる可能性が高いですが、飼い始めた猫を手放すことがなるべく無いように、迎える時は慎重に考えること、また、万が一手離すことになった場合の里親候補を自分たちで見つけておくのが飼い主の責任と言えるでしょう。

3. 多頭飼育崩壊現場からの保護

多頭飼育崩壊とは、一人の飼い主が適切に管理できないほど多くの猫を抱え、健康管理や環境が劣悪な状況に陥ることを指します。

このような状況では、猫たちが栄養不足や病気にかかりやすくなり、最悪の場合猫が死亡する、猫同士の共食いになるなどの悲劇に発展します。

また、異臭や騒音などが発生し近隣や不動産オーナーとのトラブルになることも多々あり、非常に緊急性が高い問題です。

多頭飼育崩壊では飼い主が認知症になっているなど社会的な支援を必要としていることが多く、猫の問題だけに留まりません。

猫の保護ももちろんですが、行政や団体が密になって原因を調べ、問題を根本的に解決していくことが求められます。

4. ブリーダー廃業からの保護

ブリーダーの廃業は、猫の保護活動においても重要な課題の一つです。

繁殖を専門に行っているブリーダーが、経営困難や高齢などの理由で廃業する場合、飼育していた猫たちが行き場を失うことになります。

このような猫たちは、商業目的で飼育されているため、健康管理が行き届いていないことが多いのです。

保護団体や動物愛護団体は、廃業するブリーダーから猫を引き取り、適切なケアを行いますが、近年ブリーダーと愛護団体を名乗る組織が絡んだ保護猫を利用した悪質なビジネスも多発しています。

保護猫を迎える時は、団体がどういった経緯で保護しているのかしっかり調べることが大切です。

終わりに

イメージ画像

保護猫は、様々な背景から保護され、新しい家庭を探しています。

どのケースもそれぞれの困難を抱えていますが、保護猫活動を知ることで、寄付や保護猫カフェに遊びに行くと言ったことで、どんな人でも保護猫活動を支援することができます。

もし猫を飼うことを考えているなら、ぜひ保護猫カフェや保護団体からの譲渡を検討してみてください。あなたの支援が、1匹の猫の人生を大きく変えることができるのです。

関連記事

『過去最強の暴れん坊猫』と『控えめな性格の猫』が出会った結果…現在の様子に感動する人続出「胸が熱くなって涙」「本当に嬉しい」
猫は『好きな人』と『嫌いな人』を区別している
猫が幸せを感じた時にみせる10の仕草
猫が顔の近くで寝る4つの理由と飼い主への信頼度
猫が人間に『好影響』を与えること5つ

  1. 【速報】中国軍が台湾周辺での軍事演習終了を発表「任務は抜かりなく完了」
  2. 【黒木メイサ】勝負は午前中「時間とは常に戦ってます」 米倉涼子「24時間じゃ足りない」
  3. 離れ離れになっていたママ猫を連れてきたら、子猫が…再会で見せた『まさかの反応』に涙する人続出「本当にありがとう」「なんて素敵」と7万再生
  4. 『犬を両親の家に預けた』結果→6日間ぶりの再会で…想像以上だった『ツンデレすぎるお出迎え』がたまらないと13万再生「可愛すぎ」「キュン」
  5. 猫あるある?愛猫をなでたら『なでた場所を即なめる』理由3選 触らないでほしいサイン?
  6. 犬が飼い主の『頭近くで寝る』心理4選 毎回寝ているけど大丈夫?注意点まで解説
  7. 上からぬーん…愛猫があなたを『上から見下ろしている』ときのキモチ4選 気が大きくなっている?
  8. 犬に『じゃがいも』を与えるときの絶対NG行為5選 愛犬に悪影響となる危険な食べさせ方とは?
  9. チュッパチャプス ChupaChups レインボーグミ 新CM しなこ「テンション上がる! 甘酸っぱくて超おいしい」 4/20 まで「#チュッパグミで毎日に虹をかけよう」プレゼント実施中
  10. 【つるの剛士】妻の手編みのセーターが娘に直行 「自分も編んでほすぃ」羨望にフォロワー共感
  1. 映画「トップガン」で主人公のライバル“アイスマン”演じたバル・キルマーさん死去 65歳
  2. 「夜にせきで寝られない」今年の百日せき患者数4100人 この時期として過去最多に なぜ今増加? 抗生物質の効かない菌も確認 医師はワクチン接種を呼びかけ
  3. ミャンマー軍、地震後も空爆継続か…救助活動に影 中国の救援部隊も軍から銃撃被害と報道
  4. ミャンマー大地震 マンダレーのマンション倒壊映像 日本人1人を含む多くの住民の安否不明 犠牲者は3000人を超える可能性
  5. 運転の女性(74)「スロープが上り坂でアクセルを強く踏んでしまった」乗用車が歩道に乗り上げ7人けが 名古屋・栄
  6. 【速報】約300キロの変圧器が高さ約3メートルから落下し直撃 男性作業員(54)が死亡 電柱に取り付け工事中 東京・文京区 警視庁
  7. 【速報】ミャンマー大地震 死者2886人 負傷者4639人 行方不明373人 軍事政権が発表
  8. 「女性Aさんに対し心からお詫び」フジテレビ清水社長、重ねて謝罪 直接謝罪のタイミングは“問題への理解と反省を深めてからが適切”との考え
  9. 【辻󠄀希美】 「昨夜から中学生が6人泊まりで来てまして」 大量に作った「ハンバーグ」と「ホットドッグ」を公開
  10. 4月2日 あすの天気 北日本や北陸で雪や雨 関東も大気の状態不安定、雨や雷雨となるところも
  11. 25%の“トランプ関税”あす発動 日本の自動車産業に影響深刻 日本のGDPを1.8兆円分、押し下げるという試算も
  12. ホランさん“8年間おつかれさまでした企画!”ホランさんの願いを叶える!東京2人旅【Nスタ特集】