猫に絶対に与えてはいけない『危険なハーブ』3選 逆に安全なものもあるの?

2024-11-23 16:00

みなさんも飲み物やアロマオイルなどで、日々、ハーブを楽しんでいることでしょう。ハーブは気分転換に活躍してくれますが、種類によっては、猫に有毒なものもあります。今回は、猫が避けるべきハーブを3つピックアップします。記事の後半では、食べてもいい品種も紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください。

1.ラベンダーは匂いだけで中毒に!

ラベンダーとエッセンシャルオイル

最初に紹介するのは、ラベンダーです。私たちの暮らしになじみ深いハーブのひとつで、観賞用だけでなく、芳香剤や入浴剤、アロマオイルなど、幅広いジャンルで親しまれています。

ラベンダーの香りにはリラックス&安眠効果、精油(エッセンシャルオイル)には虫刺されなどに効く抗菌作用も含まれています。一見、良いこと尽くしのように思えますが、猫からすると、ラベンダーはとても危険なハーブです。

問題となるのは、ラベンダーの主成分、「リナロール」と「酢酸リナリル」です。猫の身体にとって毒性が強く、誤って口にしたり、匂いを嗅いだり、皮膚から取り込んだりすると、嘔吐やめまい、痙攣、食欲不振などの中毒症状が起こります。

肝臓や腎臓に大打撃を与えた結果、腎不全などを引き起こし、さらに最悪の場合では、死に至るケースもあります。ラベンダーを食べるのも、香りを吸い込むのもNGです。

特に、シニア猫や子猫、基礎疾患を抱える猫は、抵抗力が弱く、注意が必要です。ラベンダーには絶対に近づかせないようにしましょう。

2.コアラの主食・ユーカリも要注意!

ユーカリを食べるコアラ

ユーカリの用途はさまざまで、観賞用をはじめ、インテリア用のドライフラワー、エッセンシャルオイル、あるいは、アロマオイルなど、多岐に渡ります。コアラの主食としても有名ですが、猫にとっては有害なハーブです。

万が一、猫がユーカリを食べてしまうと、中毒状態に陥る危険性があります。具体的な症状は、下痢や嘔吐、低体温症などです。摂取量次第では、命を落とすこともあり、猫のまわりに置かないことが肝心です。

完全肉食動物の猫は、身体のしくみの影響で、植物の分解が苦手です。雑食性の人間と違い、体内で分解できる成分が限られています。そのため、ユーカリに含まれる「ピネン」をうまく処理できません。

体内に毒性が溜まり続けた結果、中毒症状が引き起こされます。一連のこのメカニズムは、ラベンダーの場合でも同じです。

みなさんの愛猫が、ユーカリそのもの、あるいは、アロマオイルなどの関連品を口にしたときは、迷わずに動物病院へ連れていってください。

3.イタリアンでおなじみのオレガノ

生とドライのオレガノ

オレガノは、イタリアンなどの料理にもよく使われるハーブです。原産地は地中海沿岸で、日本でもおなじみのシソの仲間。鮮烈な強い香りが特徴となっています。

結論から言うと、少量程度の摂取量なら、健康面の悪影響はそれほどありません。ただし、たくさん食べたり、エッセンシャルオイルを舐めたりすると、肝臓にダメージを与えるリスクもあります。

オレガノを含め、普段使いする食材には、猫にとって危険なものも含まれています。愛猫の健康を守るためにも、手の届かないところに保管するなど、安全な食材管理に努めてください。

安全なハーブとは?

猫とキャットニップ

最後に、猫でも安全なハーブをいくつか紹介しておきましょう。

いちばん有名なのは、「キャットニップ」です。別名、「西洋またたび」と呼ばれるように、猫も首ったけなハーブ。「ネペタラクトン」という成分が、猫を興奮のるつぼに誘います。

上記以外には、ハーブティーに最適な「ローズヒップ」や「カモミール」、和食の定番食材「シソ」なども、猫が口にしても問題無いとされているハーブです。

まとめ

ハーブティーと猫

猫と人間はそもそも食性が違います。人間にとって問題がなくても、猫の身体には危険というものもあります。ハーブもその一例と言えるでしょう。

今回の記事では、具体的に3つのハーブを紹介しました。特に、リスクが高いのは「ラベンダー」です。匂いだけでも猫に重大な被害をもたらします。

もし何らかの事情で愛猫が口にした場合は、ただちに動物病院を受診しましょう。

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