『和猫と洋猫』で異なるポイント4つ それぞれの定義や特徴をご紹介
猫には様々な品種がありますが、大きく分けると「和猫」と「洋猫」に分類できます。今回は、和猫と洋猫についてわかりやすく解説します。
1.血統の有無

和猫と洋猫を分ける大きな違いは、血統の有無。和猫と呼ばれる猫たちは、日本国内で自然に近い形での繁殖を重ねてきた在来型の猫種。そのため、特定の血統登録団体により系統管理された種類ではありません。いわゆる「雑種」と表現されるタイプです。
一方、洋猫は欧米を中心に計画的な選択交配によって特徴を固定化してきた品種猫が大部分を占めます。中には血統書が発行され、親や祖先の情報が明確に管理されている猫も少なくありません。
要するに、「自然的な繁殖」か「人が介入した繁殖」かという違いです。結果的に、和猫と洋猫とでは外見や体質、遺伝的傾向にも違いがあります。
2.外見の違い

和猫は比較的中型でスリム、骨格はしなやかで運動能力に優れた体型が目立ちます。顔立ちは逆三角形で、鼻筋が通り、目はややアーモンド形をしている個体が多いです。被毛は短毛が中心。日本でよく見られるキジトラ、サバトラ、黒白、三毛などの毛色パターンが代表的です。
一方、洋猫は品種ごとに分かれた外見の特徴を持ちます。丸顔で重厚な骨格を持つタイプもいれば、細長く優雅なシルエットを持つタイプ、長毛で豊かな被毛を持つタイプなど、バリエーションは非常に幅広いです。体格も小型から大型まで差があり、耳の形や尾の長さ、目の色なども品種によって様々。洋猫は比較的、外見に均一性があり、和猫は個体差が大きく多様です。
3.遺伝的疾患

和猫と洋猫の違いに、遺伝的トラブルも挙げられます。洋猫は血統内で交配が行われることが多かったため、品種によっては特定の遺伝子疾患が現れやすいリスクがあります。遺伝的疾患の例としては、心筋症、腎疾患、関節トラブルなど様々です。
一方、和猫は遺伝的背景が多様であるため、同一疾患が集中的に発現する確率は比較的低いと考えられています。遺伝子プールが広いことで、特定の劣性遺伝子が固定されにくいという利点があるのです。
ただし、これは「和猫は病気にならない」という意味ではありません。腎臓病や甲状腺機能亢進症など、加齢に伴う疾患は、和猫・洋猫問わず猫全体に共通します。猫種に関係なく定期的な健康診断と日頃の観察を心がけてあげましょう。
4.性格傾向

前提として、猫の性格は遺伝・経験・生活環境など様々な影響が絡み合って一概にこれといえるものではありません。ただ、よく言われている話として、和猫の中には警戒心がやや強く、自立心が高い個体も多いとされます。状況判断能力が高く、環境変化に対して柔軟に対応できる個体も少なくありません。
一方、洋猫は品種によって性格傾向が様々。人懐っこさ、甘えやすさ、活発さ、穏やかさなど、品種ごとになりやすい性格の特徴がある程度あるといわれています。
ただし、前述の通り猫の性格は遺伝だけではなく、社会化期の経験や飼育環境、飼い主との関係性によって大きく変化します。和猫・洋猫という分類はあくまで傾向であることは頭に入れておきましょう。
まとめ

和猫と洋猫の違いは、単なる見た目の差ではありません。遺伝的要因や性格傾向などの違いもあります。大事なのは、和猫と洋猫どちらが優れているということでは一切ないということ。和猫にも洋猫にも、それぞれの魅力があります。
今回の記事を参考に、和猫・洋猫にとらわれず猫たちを可愛がってください。
関連記事
・テーブルの陰から『足だけ出ていた猫』→近づいてみたら…凄すぎる『寝相』に「疲れが吹っ飛んだw」「首大丈夫かなw」と笑ってしまう人が続出
・猫が人間に『好影響』を与えること5つ
・猫が飼い主に感謝している時にする10の仕草
・普段は可愛い表情の猫→『不機嫌』になった結果…想像を超える『とんでもない変化』に「別の猫レベルw」「わかりやすすぎるw」と8万いいね
・猫が声を出さずに鳴く「サイレントニャー」の心理