政府の洋上風力発電事業をめぐる汚職事件で、受託収賄などの罪で起訴された元衆院議員の秋本真利被告の初公判が開かれ、秋本被告は「賄賂に当たらない」と述べて起訴内容を否認しました。
秋本真利被告(49)は、風力発電会社の元社長・塚脇正幸被告(65)から会社が有利になるような国会質問を依頼され、その見返りに現金3000万円を無利息無担保で借りたり、現金や競走馬の所有権などの提供を受けたりして総額7200万円あまりの利益を得たとして、受託収賄の罪に問われています。
先ほど、東京地裁で始まった初公判で、秋本被告は受託収賄の罪について「賄賂に当たらない」と述べて起訴内容を否認しました。
秋本被告は、新型コロナの持続化給付金200万円をだまし取った詐欺の罪でも起訴されています。