きのう夜、自民党の猪口邦子参院議員が住むマンションで火事が起き、2人が死亡しました。猪口議員の夫と長女と連絡がとれておらず、警視庁は実況見分を行い、出火原因などを調べています。
「早く下がれ、煙が出ている」
「人がいるの?」
きのう午後7時すぎ、東京・文京区小石川にある猪口邦子参院議員が暮らす6階建てマンションの一室で火事がありました。
近隣住民
「やたら煙くさくて何だろうと思ってみたら、すごい勢いで火が出ていてびっくりしましたね」
警視庁などによりますと、猪口議員が暮らす6階のワンフロアがおよそ150平方メートル焼け、中から2人の遺体が見つかりました。1人は女性で、残る1人の遺体は性別がわかっていません。
マンションの防犯カメラには、出火の数時間前に猪口議員の夫(80)と長女(33)が帰宅する様子が写っていて、この2人と連絡がとれていないということです。
記者
「午前10時45分です。実況見分が始まっています」
警視庁は先ほどから現場の実況見分を行っていて、出火原因を調べるとともに、死亡した2人が猪口議員の夫と長女とみて身元の特定を急いでいます。