コンテンツ制作での人手不足や効率化が課題となる中、NTTとTBSは、次世代の通信基盤IOWN(アイオン)を活用した大規模なリモートプロダクションの実証実験に成功しました。
IOWNはNTTが開発を進める次世代通信基盤で、大容量のデータを高速でやりとりできる上、低遅延・低消費電力という特徴があります。
今回、NTTとTBSは、生放送の情報番組『ひるおび』と連携し、IOWNを活用したフルリモートでの映像制作の実証実験を実施。複数の離れた場所からの映像をリアルタイムで拠点に送り、フルリモート環境でもストレスのない映像制作が可能なことを実証しました。
今後IOWNを活用することで、ライブやスポーツイベントの映像制作において、現地に中継車や制作スタッフを派遣する必要が大幅に減り、技術系の人手不足などの課題解決につながる可能性が期待されています。