1966年に静岡県で4人が殺害された事件で死刑判決が確定していたものの、10月に再審無罪が確定した袴田巖さん。日本プロボクシング協会がボクシングの試合に招待し、“聖地”を訪れました。
【動画】袴田巖さん“聖地”で再審無罪確定後初のボクシング観戦 姉・ひで子さん「58年闘いましてやっと勝ちました」【news23】
“ボクシングの聖地”後楽園ホール。そこには袴田巖さん(88)の姿が…。
日本プロボクシング協会は29日夜、袴田さんをボクシングの試合に招待しました。元プロボクサーの袴田さんは、58年前の殺人事件で死刑が確定していましたが、今年9月のやり直し裁判で無罪判決を受け、先月、無罪が確定しました。
協会は「いつでも観戦に来られるように」と支援を続け、再審無罪確定後初めてとなるボクシング観戦が実現しました。
袴田さんの姉・ひで子さん(91)
「58年闘いまして、やっと勝ちました。今日は後楽園行くよって言ったら(巖さんは)喜んで来たんですよ。本当に皆様の応援のおかげ、ご支援のおかげで今の結果があると思っています」