ロシア国防省は、海軍などが地中海で軍事演習を行ったと発表しました。極超音速ミサイルなどを実際に発射したとしています。
ロシア国防省は3日、地中海東部で海軍と空軍が軍事演習を行ったと発表し、その映像を公開しました。
演習では、フリゲート艦から極超音速ミサイルの「ツィルコン」が発射されたほか、潜水艦から巡航ミサイル「カリブル」、沿岸から対艦ミサイル「オニキス」が発射されたとしています。
地中海東部は内戦の激化が懸念される中東シリアに面していて、ロシア軍はシリア軍とともに反体制派勢力への空爆を行っています。
プーチン大統領は2日、イランのペゼシュキアン大統領との電話会談で、アサド政権を「無条件に支持する」と表明していました。